香港で3人の子育て中、のりちゃんママです。
香港に住み始めて2カ月経過した頃。デンタルフロスで自分の歯を磨いていたら、ポロッと口の中の何かが取れました。
よくみると、自分の歯でした(汗)
長さ3mm程度の歯がかけた!デンタルフロスで歯がかけるとは、老化をひしひしと感じます。
左奥の上の歯がかけました。舌で触ってみると、穴があいている感じ。痛くはないけれど、非常に物が食べにくい。
これは、歯科医で治療してもらったほうが良い。それも、早急に。
さっそく、ネットで歯科医をリサーチ。口コミを読んだり、歯科医のホームページを読んだり。
でも、ネットでの病院探しには限界が。だって、評価が良い病院でも悪い口コミがあるし。良い口コミしかない病院も、それはそれで不安。
ネットでのリサーチはあきらめました。私の夫はドイツ系の企業に勤めています。ドイツといえば、医療先進国。夫の勤務している会社の同僚の方に、どの歯科医に通っているのか聞いてもらうことにしました。
夫に調べてもらった結果、会社の駐在員の方々が通う歯科医を教えてもらうことに成功しました。その歯科医をネットで調べてみると、口コミも高評価。ドクターのキャリアや経験をホームページでしらべたとこと、申し分なし!このドクターにお世話になろうと、さっそく予約をとりました。
予約はWhat‘sup(日本のラインのようなアプリです)で取得することができました。私は、子供の幼稚園の時間の都合で午前中しか時間が空いていないこともあり、予約は1週間後の朝9時にとることができました。
予約当日。早く、私の歯の状況を先生に見てほしい気持ちです。
歯科医の場所は、香港の中心、セントラルにあります。この日は、子供の幼稚園のバスに乗せる担当を夫に任せ、私は朝の7時30分に家をでました。
タクシーと電車を乗り継ぎ、セントラル駅に到着。通勤途中のビジネスパーソンでいっぱいです。
歯医者の場所は、駅の出口を出てすぐのビルの16階にあります。グーグルマップがなければ、ぜったいに見つけることはできなかったとおもう。
予約時間の5分前に到着。初診なので、問診表、そして、コロナに関するアンケートを記入するように言われました。
100%自費診療なので、保険証や香港IDカードの提示をもとめられることもないです。かならず保険証の提示を求められる日本とは大違いです。
問診表を提出すると、5分後くらいに診察室に呼ばれました。16階なので、診察台からセントラルの街をよく見渡せました。
診察室では、ドクターがとてもフレンドリーに話しかけてくれました。ホームページに35年前に病院を開いたと書いてあったので、年配のドクターをイメージしていたのですが、おもったより見た目が若い。
フロスしていた時に歯がとれた話を先生にして、いざ、診察です。
診察台に横になると、私の眼鏡の上から、茶色レンズのサングラスをかけてくれました。眩しさを軽減するためのサングラスなのでしょうか?日本で歯医者でサングラスかけるって、なかったなぁ。
診察の結果、歯がかけた原因は虫歯。この程度なら、Filling(詰め物)で治療可能ということでした。
Filling を今日するか、次回にするか聞かれたので、今日したい旨を伝えました。
虫歯を削るにあたっては、麻酔をするのでまったくいたくなかったです。麻酔が効くのを待つ間、診察室にあるテレビにトム・クルーズが出ていたのをみて、ドクターはトム・クルーズの歯並びについて熱心に私に説明してくれました。歯科医の世界では、トム・クルーズの歯並びの治療はよく話題になるそうです。
日本の歯医者に行くと、一人のドクターが同時に2~3人を診察することがままありましたが、香港のドクターは一人の患者につきっきり。
麻酔の注射もまったく痛くないし、歯を削る作業も麻酔が効いていたので痛くなかったです。治療は30分ほどで終了しました。
治療後に、注意事項をドクターが説明してくれたのですが、私の英語力不足で一部意味がわかりませんでした。まあ、日本で歯に詰め物をした後に言われること(ガムや餅は数時間禁止)とかかな。
診察が終わると、1~2分くらいでお会計です。このスムーズさが素晴らしい。
費用は、3240香港ドル。日本円にして、54,000円くらいです。
日本の歯科に比べると、とても高いです。
私はプライベートの保険に加入しているので、歯科医に支払った費用を保険にクレームします。
歯磨きだけでなく、デンタルフロスでのケアもしっかりするようにドクターから言われました。
異国での病院通いは、精神的に疲れます。体のケアをしっかりしよう。