土日祝・やかんも営業してる調剤薬局の探し方。処方箋で困ったときの話。

私には乳幼児3人がいるので、小児科・皮膚科・耳鼻科と病院へ行く回数が多いです。この記事では、祝日や夜間でも営業している調剤薬局の探し方について解説します。さらに、薬局での「薬の在庫がない」を回避した経験談も紹介します。

薬局を条件指定で探せるサイトが便利

経験上、処方箋が発行されたら、その病院の最寄の調剤薬局へ直行するのが最も効率的だとおもいます。

調剤薬局の営業時間は近隣病院の営業時間にあわせていることがほとんどだし、薬の在庫も近隣病院の特性を把握した上で管理できているので、「薬の在庫がない」ということがほとんどないからです。

でも、なんらかの事情で薬をもらいに行くのを忘れていた。そして、運悪く土日や夜間に処方箋を持っていきたい。

そんな時に、薬局を探すのに便利なのが、EPARK薬の窓口というサイトです。

EPARK薬の窓口を使うと、全国の薬局・ドラッグストアから、検索条件でエリアや営業時間・曜日を指定して探すことができます。薬局を見つけたら、薬の在庫があるか、事前に電話で確認してから行ってくださいね。

処方箋を読んでおいて助かった話

病院でもらった処方箋、中身を読んでいますか?

薬のことなんてわからないし、書いてあることをほとんど読まずに調剤薬局へ持っていき丸投げする。

これが、わたしの通常の姿勢なのですが(情けない)、処方箋の中身を自分で読んでおいたおかげで、ものすごく助かった経験があります。

ある土曜日の早朝。0歳11ヶ月の息子が風邪をひき、小児科を受診しました。受診時の息子の熱は37度台でしたが、夜に高熱がでるかもしれないという医師の判断で解熱剤が処方されました。

処方されたのは、パラセタ坐剤100mgという座薬タイプのお薬です。

その小児科のすぐ前にある薬局へ行くと、非常に混んでいて10人待ち。風邪をひいている子供と人混みの中で長時間待つのが嫌だったので、その薬局での処方は諦めました。

この日は、私も夫も仕事があることに加え、上の子の保育園の行事が入っており、夫婦で慌しい1日でした。

夜の7時に息子の熱が39度オーバー。そこで、ハッと気がつきました。

薬もらいに行ってない!

近所の調剤薬局は土曜日は午後1時に閉店です。

息子は、喘息体質なので、熱が高くなるとゼェゼェがひどくなります。このゼェゼェは気管支に負担をかけて体に良くないので、医師からは、38度くらいの熱でも呼吸が苦しそうな時は解熱剤を使うように指示をされている。

ああ、解熱剤、解熱剤、解熱剤が欲しい。

EPARK薬の窓口で西宮市で土曜日の夜間でも調剤を受け付けている薬局を検索すると、自宅から車でいける範囲には2店舗のスギ薬局(ドラッグストアです)がヒットしました。

夜間・土日祝に頼りになるのはドラッグストアに入っている調剤薬局だなぁ、と感心しながら、近いほうのスギ薬局へ行きます。

調剤薬局の受付の人に処方箋を渡します。

スギ薬局の人:「パラセタ坐剤ですか、すみません、在庫がありません」

絶望する、のりちゃんママ。

解熱剤がない。どうしよう。息子のゼコゼコが。

仕方がないので、車にもどります。遠い方のスギ薬局(車で30分ちかくかかる)へ在庫があるか電話してみよう。

暗い車内の中で、スマホを片手に手元の処方箋を改めて読んでみると、こんな一文が私の目を引きました。

(パラセタ坐剤が)ない場合は同量のアルピニー坐剤でも可

処方箋にアルピニー坐剤でも良いって書いてある。この文章、さっきの調剤薬局の受付の人、ちゃんと読んだのかな?

5分前にいったばかりのスギ薬局へ電話をかけて問い合わせてみると、

「アルピニー坐剤ならありますよ〜」

(ちゃんと、処方箋よめよ!)

とツッコミたくなりましたが、とにかく薬があってよかった。

処方箋には代替の薬が記載してあることがあります。そして、薬剤師さんや登録販売士さんが処方箋の記載を見落としすることがあります。

特に緊急で必要になった時は、処方箋を保護者の我々がよく読んでおくと助かることがあります、という話でした。

病院の最寄の調剤薬局へ直行!が効率的

これまでの経験を通して、病院で処方箋が発行されたら、病院の最寄の薬局へ直行するのが、いちばん効率的だなと感じています。

私は、土曜の夜に坐剤を探し回った苦い経験をしてからというもの、もしも病院の最寄薬局が混んでいたら、処方箋を渡していったん薬局を出て薬はあとからとりに行く、というようにしています。

この場合、薬局が営業時間中に薬を取りに行くのを忘れないようにしないといけませんが。

「薬の在庫ありません」回避術まとめ

私自身は、大人になってからは風邪は数年に1回ひく程度の健康な体だった(過去形)のですが、妊娠中・産後は体調を崩す頻度が高くなりました。

それに加えて、子供の病院にかかる回数が半端なく多いです。保育園に通いだして最初の1年は仕方ないと割り切っていますが。

時間を効率的に使うためにも、薬局へ行って「在庫ありません」とならないようにするために、個人的な意見をまとめておくと、

  • 処方箋が発行された病院の最寄薬局へ直行する
  • 土日祝や夜間の調剤薬局探しはEPARK薬の窓口を使う
  • 薬局へ行く前に、薬の在庫があるか電話で確認する
  • 処方箋には代替薬が記載されている場合もあるので、自分でも処方箋を読む

健康が一番だけれど、薬が必要になったらパパッともらいに行こう。