閉店はひっそりと。行ったら営業終了してた兵庫県内の2つのお店の話。

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週末に行ったお店が立て続けに閉店していました。

1店目は西宮市西宮市湯元町にあったレストラン、Cerisier de l’ange「スリジエ・ドゥ・ランジュ」です。

この度業務形態を変更することとなり、7月31日をもちまして、Cerisier de l’angeを休業させていただくこととなりました。

だって。休業って書いてあるけど業務形態を変えるなら、実質的には閉店よね。

このお店にはかなりの常連で通っていました。最後に行ったのは閉店の3日前、7月28日。その時は休業するなんてことは微塵も感じさせなかったので、休業することは当日発表っていう感じだったのかな。

休業するってことは、もう少し早くわかるはずだと思うので、前もって教えてくれても良かったんじゃないの。という気持ちがちょっとある。だって、子連れで山のぼってお店まで車で行ったんだからさー。

文句はこの辺にしておきましょう。「スリジエ・ドゥ・ランジュ」大好きなお店でした。

お店からは大阪市街が一望できて眺め抜群。

ランチについてくるスープが絶品で。我が家の小さい娘2人は、ここのスープは奪い合うようにして飲んでたなー。

たいていは「本日のランチ」を注文していたんだけど、ボリュームがあったから、大食漢の私たち夫婦にはもってこいの店だった

ドリンクメニューではチャイが病みつきになる美味しさだった。値段はたしか800円で結構高いんだけど、スパイスが効いた本格的なチャイだから値段が高いのは当然って感じ。

子供連れで行くと会計の時にくじ引きをさせてくれたので、子供が喜んだのも良い思い出。くじでもらえるのは、スーパーボールとか消しゴムとかで、車の掃除をすると後部座席の下からいくつも出てくるんだよね。それだけお店に通ったという証です。

ね、家族連れには最高のお店でしょ。行きたくなるでしょ。実際のところ人気があるお店で、週末にいくと満席のときが何回もありました。だから、お客さんが入らないから業務形態を変えるわけではなさそうなんだけど。

どうして業務形態を変更するのか?
次はどんな業務になるのか?

謎は深まるばかりです。

とにかく、「スリジエ・ドゥ・ランジュ」の皆様、いままでありがとうございました。またお店を開いてくれることを切に願っております。

「スリジエ・ドゥ・ランジュ」の休業に心をいためた翌週。生後1ヶ月を過ぎた第3子を車に乗せて、六甲山ドライブに行くことにしました。

芦有ドライブウェイを通って東六甲展望台から大阪のシティービューを満喫するのがおきまりのコース。

そこにあるカフェ「MIOROS」が閉店していました。こちらも張り紙が貼ってあって、

8月6日をもって閉店しました。

「MIOROS」利用したのは過去3回。行った回数は少ないけれど、少ないからこそよく覚えてる。

なかでも、義母が我が家に泊まりに来た時に紅葉を見せに連れて行ったとき「MIOROS」でお茶したのは記憶に深く残っています。

紅葉の時期だったんだけど、真冬みたいな寒さの日で、コーヒーの暖かさが体にしみたなー。義母はおしるこを注文していました。

開業当時に新聞で読んだんだけど、「MIOROS」を経営されていたのは萩原芳樹さんという放送作家をされていた方です。ウィキペディアでみたら浜田雅功さんと小川菜摘さんの仲人をされたってかいてある。

閉店したお店のシャッターにテナント募集の張り紙が貼ってありました。この日、展望台からの眺めは十分たのしめる天気。それにもかかわらず、日曜日の午後2時、展望台に停まっている車は我が家も含めて2台のみ。

芦有ドライブウェイを通ることは結構多いんだけど、いついっても交通量が少ないんですよね。紅葉の時期にいっても大渋滞ということはなかったし。

次はどんなお店が入るのかわからないけれど、あの場所でビジネスするのは難しそう。特に最近は異常気象なのか、猛暑・台風とか多いからさ。

「MIOROS」の経営に携わられた皆様、お疲れ様でした。コーヒー美味しかったです。

ふと気がついたんだけど、「スリジエ・ドゥ・ランジュ」も「MIOROS」も、眺めが良い場所にあったというのが共通してる。そう、私、良い景色が見えるお店が大好きなのです。

高いところまで行って、「えっ、閉店しちゃったの?」ていうのは、結構寂しいなという話でした。