祖父母やベビーシッターさんが、甘いお菓子を子供に与えすぎて困る時ってありませんか?子供を可愛く思う心からお菓子をくれるのですが、親の立場からすると、「ちょっとまってー」というのが本音。どのように対応したら良いのでしょうか。
お菓子を持参するベビーシッターさん
我が家では、ベビーシッターさんに子供を預けることが月に1、2回ほどあります。そのベビーシッターさん。来るたびにグミやクッキーを持参して、私たちが不在中に子供に与えるのです。
毎回、お菓子は持ってこないでください、とお願いしているのですが、
「子供が喜ぶから」
「自宅にあったから」
などと言って、お菓子を与えているのです。
東京に住んでいた頃は、保育園からの送迎をお願いしていたファミリー・サポートの方も、お菓子を(勝手に)子供に与えていました。
お菓子を与えると、子供の機嫌がよくなります。保育する立場の方にとっては、お菓子をあげると仕事が楽なのはわかりますし、単純に子供が喜ぶ姿を見たい、という気持ちからお菓子を与えるのだと思います。
しかし、親の立場からすると、過度のお菓子は子供に与えたくありません。虫歯の心配もあるし、夕食を食べる量が少なくなるので、栄養面も気になります。何より、教育上もよくない。
おやつは自分(親)が用意すると伝えよう
お菓子問題。対応策は、「おやつは、こちらで用意します。持参(用意)しないでください」と最初からはっきりと伝えることです。そして、用意した物を、シッターさんから子供に与えて貰えば良いと思います。
私は、最初の頃は、ファミサポの方も、シッターさんも、好意でお菓子を用意してくださるのだから、少しだけなら良いか、と思っていたのです。しかし、お菓子の量がだんだん増えてきて見過ごせない量になってきました。
また、ファミサポもベビーシッターも定期的な利用なので、子供を預けるたびにストレスを感じるようになりました。
子供の健康を考えれば、砂糖でできたお菓子より、本当に必要なものを子供に与えたいのが親心です。
「おやつ」=「甘い物」という考えは間違いです。子供にとって、おやつは、食事では足りない栄養を間食でとるという意味合いが強いです。
蒸したサツマイモや、おにぎりも立派なおやつ。1つ1つを小さく作って、数を増やせば、食べる時間もかかるため、なお良いです。
おやつは、保護者が子供に与えたいものを自分で用意するのがベストだと思います。子供の前でおやつをシッターさんに渡すと、子供はすぐに食べたがります。ですので、子供の目につかないところで渡しましょう。
義両親に強く言えない場合
先日、ママ達の集まりで、「義両親の家に遊びに行くと、必ずクリームたっぷりのケーキやチョコレートが用意してある。テーブルの上に出してあるので、子供が食べたがるのを止められない」と悩んでいるママがおられました。
高カロリーなお菓子は、肥満につながるので心配ですよね。でも、義両親には、直接伝えるのが難しい場合もありますよね。
孫に会うのを楽しみにしている祖父母。ちょっとくらいのお菓子ならよいのですが、度を過ぎると困っていまします。義両親には、ご主人から伝えてもらうと角が立たないですむかもしれませんね。
そして、伝える時には、「虫歯が心配だから」のように、具体的な理由を伝えれば、効果があるかも。
道すがらでもらうお菓子
子供を連れていると、親切にしてくださる方が多いです。特に高齢の方に多い気がします。お店で買い物をした時にお菓子を頂いたり。電車やバスで乗り合わせただけで、キャンディーをもらったこともあります。
私は、その場はありがたく頂戴することが多いです。自宅に持ち帰り、私か夫が食べるかな。
神経質にならないこと
市販されているお菓子の添加物やカロリー。気に出したらキリがありません。割り切りも必要です。
ファミサポやベビーシッターさんの利用は定期的なので、お菓子問題は対処する必要があります。一方、たまに訪れる場所でお菓子をもらう場合は、気にしなくてもよいのでは、と私は思います。
みんなで食べる甘いお菓子は、なおさら美味しいですからね。それは、楽しい時間として、私は子供と一緒に楽しんでいます。
普段は不必要なお菓子をできるだけ与えないようにして、お菓子を食べた時はいつもより念入りに歯を磨くようにしています。
まとめ
子供を定期的に預ける相手には、「おやつは、こちらで用意したものをあげてくださいね」と最初にしっかりと伝えるのがベストだと私は思います。子供の健康管理をするのは、保護者です。神経質になりすぎない程度に、気をつけましょう。