人気の靴ブランド「TOMS(トムス)」。創業者のBlake Mycoskie(ブレイク・マイコスキー)氏は、まだ40歳。若くして成功をおさめました。彼が、成功するために必要な習慣について、海外のテレビ番組で語りました。内容を日本語に翻訳して紹介します。
靴ブランド「TOMS(トムス)」とは
マイコスキー氏は2006年に、アルゼンチンを旅します。その際、子供達が裸足なのを見て、衝撃を受けました。
そこで、彼はトムス・シューズを起業。「トムスの靴が1足売れたら、子供たちに新しい靴を1足プレゼントする」というOne for Oneのビジネスモデルを展開しました。
トムス・シューズは、またたく間に、人気ブランドに成長します。
小さい子供がいる女性は、トムスのスリッポン(サンダルみたいなシューズ)を履いている人が多いですよね。
子供がいると、靴を脱ぐ時に、手がふさがっていることが多いので、手を使わずに脱げるスリッポンは便利です。
かくいう私も、トムスのスリッポンを愛用しています。着脱が楽なのと、履きごごちが良いので、色違いで2足持っています。
私がトムスで買った分、子供達にも靴がプレゼントされたことを思うと、嬉しいです。
クオリティの高さ。
そして、社会貢献するビジネスモデル。
2014年、マイコスキー氏は、トムスの株の半数を投資会社に売却し、3億ドルを得ました。
成功するための習慣は日誌を毎日つけること。
テレビ番組”Fear (less) with Tim Ferriss”で、マイコスキー氏は、成功のカギとなった自分の習慣について語りました。
その習慣とは、15歳から続けている、Jounaling(日誌)だそうです。
マイコスキー氏は10代の頃はテニス選手でした。
当時は、自分のテニス技術が上達しているかを理解するために、日誌をつけました。
起業家として最初に始めたのは、ランドリーサービスのビジネス。この頃も、日誌をつけていました。
起業したばかりの頃は、自分の心配事を書きつづりました。初めてビジネスを起こした若き起業家のブレイクさんにとって、日誌はセラピーの役割を果たしたそうです。
そして、トムスのビジネスで大成功をおさめたマイコスキー氏。40歳となった彼は、今でも日誌をつけることを継続しています。
彼は、テレビ番組で、日誌を書くという習慣について以下のように語りました。
毎朝、日誌をつけており、日に2回書くときもあります。
日誌は最強の習慣と考えています。なぜなら、日誌をつけることは目標設定になるからです。
具体的な目標と、その目標をどうやって達成するかを書きます。そして、日誌を読み返すことで、どの目標をすでに達成して、どの目標をまだ達成していないかがわかります。
日誌を読み返すことで、何が成功へ繋がったのか、や、失敗のもとになったアイデアがわかります。
重要だと考えていたことが、結局はまったく重要でなかったということもわかります
日誌を継続してみよう
マイコスキー氏の話から、継続することの大切さがわかりました。目標を達成して成功したい方は、日誌を継続して書いてみましょう!