【お金の話】夫婦喧嘩を減らし、貯蓄を増やす。家計の管理方法の秘訣。

お金のことで夫婦ゲンカ、したくないですよね。私たち夫婦は、同棲時代のお金の管理方法を結婚してからも続けていました。結婚の段階でお金の話をもっと踏み込んでしておけば、貯蓄も今よりできていたなぁと反省しています。当記事は、夫婦の金銭管理のポイントについて、私が実体験から学んだコトのお話しです。

お財布バラバラの問題点

夫婦での家計の管理。大きく分けると、次の2パターンが多いと思います。

  1. 妻(または夫)が一括して管理
  2. 夫婦で別々に管理

1の「妻(または夫)が一括して管理」の良い点は、世帯の収入・支出がクリアになるという点です。

2の「夫婦で別々に管理」というのは、夫婦それぞれが固定額を家計に入れて、残りは自由に使える、というような管理方法です。この方法の問題点は、世帯単位での収支を意識しにくい、ということです。

共働きだと、「夫婦で収入があるし」という感覚から、無駄遣いをセーブしにくい面が出てきます。

家計管理で大切なポイント

お金を夫婦で管理する方法がどのようであれ、大切なことは情報共有です。

収支バランスの情報共有

家計管理においては、次の3つの情報を夫婦で共有することが大事です。

  1. 世帯の収入
  2. 世帯の支出
  3. どれだけ貯金・投資できているか

妻(または夫)が一括して金銭管理をしているケースに多いのですが、稼いだ額を相手に丸投げ。毎月、どれだけ支出があるかも知らない。これだと、お金に関する意識の差が夫婦で大きくなり、夫婦喧嘩の原因になります。

収支バランスを毎月把握することで、

「もっと収入を上げないと。副業でもしようかな」

「支出ヘラそー。ネット通販を控えよう」

というように、行動に良い変化がうまれる、というメリットがあります。

お金について目標を共有

夫婦で、お金に関する目標をもちましょう。貯蓄も進むし、お金の話もしやすいのでオススメです。

目標には、短期目標と長期目標の両方あったほうが良いです。

短期目標は、例えば、

・1年で10万円を節約して、年末は家族旅行に行く

など。

長期目標は、

・上の子が18歳になるまでに、余剰資金を1千万円貯める

など。

 

夫婦間で収入を隠すのは無理

ダウンタウンの松本人志さんが、テレビで「嫁は、俺がいくら稼いでいるか知らないと思う」と発言していました。

でもね。

夫(妻)の収入を知りたいと思えば、簡単に知ることができるんですよ。

課税証明書というものがあります。この証明書には、住んでいる自治体に支払った住民税のみならず、所得金額もしっかり記載されています。

配偶者の分は、役所で簡単に入手できます。私は、東京都から兵庫県へ引っ越した際に、保育園の入園で「(引っ越し前の)東京都の自治体で課税証明書をもらっておいてくださいね」と言われました。

区役所では、簡単に自分の分、そして夫の分の課税証明書を入手できました。

だから、夫婦で所得を隠しておくって無理があると思うんですよね。

お金の話をするきっかけ

子供ができたり。
夫婦のどちらかが仕事をやめたり。

ライフ・イベントによって、家計は大きく変わります。お金のことについては、家族の大きなイベントを機に話あうとよいです。

「赤ちゃんが生まれるし、お金の管理について見直さない」

のように切り出せば、いいづらいお金の話もしやすいです。

まとめ

家計管理で大切なのは、「収支バランス」そして「お金にかんする目標」を共有すること。お金のことで夫婦喧嘩をしているなんて時間と労力の無駄ですよ。情報と目標のシェアで、夫婦仲もさらに円満にしましょう。