オモチャの注射器や聴診器は100円ショップでも購入することができます。また、娘が好きな抱っこ紐も、自宅にあるバッグやスリングで代用できるかな、と思い、「おしょくじ&おせわセット」にしました。メルちゃんを最初に購入する方には、この「おしょくじ&おせわセット」、超オススメです。
子供の発達に関する用語に、「象徴機能」という言葉があります。「象徴機能」は、頭の中のイメージを言葉や身振りで表す能力の事です。この機能は言葉の発達とともに育まれます。ごっこ遊びが2〜3歳の子供にとって楽しいのは、象徴機能を獲得したためです。メルちゃんを利用したストーリじたての遊びで、子供は「象徴機能」をどんどん発達させます。
メルちゃんとの遊びは、おもいやりの気持ちも育みます。メルちゃんをお風呂に入れたり、メルちゃんを病院に連れて行ったり、子供は想像の世界でメルちゃんに優しく対応し、感受性の豊かさを獲得できるのです。
メルちゃんはお風呂で濡らしてもオーケーです。しかも、濡らすと髪の色がピンクに変わって楽しいです。娘がお風呂を嫌がった時に、「メルちゃんを洗ってあげようね」というと、しぶしぶながらお風呂に入るようになりました。これは、想定していなかったメルちゃん効果でした。
スマホの動画やテレビを見ている時、子供の脳は受け身の状態です。一方、人形をつかって遊んでいる時は、想像力が働き、脳は活性化しています。オモチャは1年に2〜3回しか購入しない我が家にとって、メルちゃんは「買い」の商品でした。