3人の子供がいる、のりちゃんママです。
第三子も生後2ヶ月を過ぎ、お出かけの機会が増えました。友人・知人と会うたびに「名前は?」と聞かれます。
素敵な名前だねーと褒められると、お世辞でも嬉しい。だって、子供は生涯この名前を看板にして生きるのです。
「名前は親から子供への最初のプレゼント」なんて言われます。名付ける側としては、あんまりプレッシャーかけるなよ、と言いたくなります。
もともとが優柔不断な私。第一子、第二子の名付けに際しては、それはそれは悩みました。悩みすぎて、産後の抜け毛に追い打ちをかけました。
3人目は気楽に決めようと決意。まあ、決意している時点で気楽ではないのですが。
私と夫は、生まれた赤ちゃんの顔をみてから決めるという点で一致していたので、本腰を入れて名前を考えるのは赤ちゃんが生まれた後です。
出生届は出産日を含めて14日以内に提出しないといけないので、名前を決めるリミットは14日。いやー、慌てましたよ。
子供を産んですぐ、名付けの本をネットで購入します。購入したのは、男の子のハッピー名前事典―最高の名前が見つかる!です。
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口コミが良かったので買いました。「最高の名前がみつかる!」という、強気のキャッチコピーがついています。
名付けの本を一読して、まずは名付けの基本事項をおさらいしました。本の中から名前を選ぶ必要はないけれど、本を読むことで、すくなくとも大後悔するような名付けは回避することができると思います。だから、名付け関連本の類は、少なくとも1冊は目を通すと良いですよ。
この本は「漢字から考える名前」とか、「生まれ月・季節にちなんだ名前」のように、名付けの方法別でカテゴリー分けされています。
私がしっかりと読んだのは「響きから考える名前」です。名前は書く機会よりも、読んだり呼ばれたりする機会のほうが圧倒的に多いです。だから、名前の音は大切だと個人的に考えています。
名前の響きにつながる話なのですが、お笑いビッグスリーと呼ばれる3人の大御所芸能人の名前を見てみると、みなさん「あ段」から始まる名前なんですよね。
タモリ
さんま
たけし
子供をお笑い芸人として大成させたいのであれば、あ段で始まる名前にしましょう。
名付けに関して、私と夫で一致していた点が他にもあって、姓名判断は気にしない、ということ。
一応、姓名判断をしてくれるサイトでチェックはしましたが、結果はもう覚えていません。良くも悪くもなかったような気がします。
先にも書いたように、私たち夫婦は子供が生まれてから名前を考えるので、出生届の提出は毎回ギリギリになってしまいます。
私たちのようにラストミニッツで名前を決めることには、デメリットが少しあるんです。
一つ目は、出産した病院からのプレゼントに名入れが出来なかったことです。
長男を出産した病院は、お誕生DVDを作ってくれました。退院までに子供へのメッセージを書いてください、と病院側から言われました。
まだ名前が決まっていなかったので、子供の名前を書く欄には夫の名前にJr.をつけて記載しました。
期限ギリギリ名付けのデメリット二つ目は、出生届の提出が週末と重なることがあるという点です。
第二子の時、名前が決まったのが提出期限の日でした。その日が週末だったので、市役所の時間外受付の窓口で出生届を受理してもらいました。
時間外窓口は宿直勤務している警備員さんが担当しています。なので、出生届を受理するだけです。
平日の日中に出生届を提出すると、児童手当の案内や乳幼児医療証の案内をもらえます。
時間外窓口で出生届を提出したため、これらの書類をもらえず、児童手当については2ヶ月分もらい損ねました。もったいない。
最後になりますが、名付けは気負いすぎるとプレッシャーになります。ストレスも溜まります。これからママ、パパになるみなさん、あんまり気負わないでくださいね。
長女の名付けでは、最終的に決まった名前に対して、確信が持てなかったのです。出生届をだした後も、これで良かったのかな、とモンモンとした日々を送っていました。
あれから約4年。今となっては、その名前以外は考えられなくなっている。まさに長女にぴったりな名付けができたなと心から思っています。
革靴みたいなもので、名前って名乗っているうちにその人に馴染んでくる、そういう側面がある気がします。