【無痛分娩の体験記】リスクやデメリットを自然分娩も両方経験した私が比較

無痛分娩に興味があるけれど、ちょっと心配。そんな気持ちありませんか?私は、1人目は自然分娩、2人目は無痛分娩で出産しました。本記事はは私の無痛分娩の体験記です。両方の出産方法を経験して私が感じた無痛分娩のリスクについては、末尾にまとめます。

無痛分娩の病院探し

計画分娩or24時間対応型

無痛分娩に対応してくれる病院には、

  • 出産予定日前に、人口的に陣痛を誘発して麻酔をかける(計画分娩
  • 自然に陣痛がきてから麻酔をかける(24時間対応型

の二つのタイプがあります。

計画分娩とは、出産予定日より前に、人口的に陣痛を誘発する分娩のことです。計画分娩は、麻酔科医を含めたスタッフが充実している平日に麻酔をかけるので、何かトラブルが発生した場合に病院側が対応しやすいという(病院側の)メリットがあります。

計画分娩ではなく、自然に陣痛が来るのを待ってから無痛分娩を施してくれる病院(24時間対応型)もあります。ただ、24時間対応型の病院は数が少ないです。

私は無痛分娩を選ぶ場合、計画分娩ではなく、自然に陣痛がくるのを待ってから無痛分娩にしたいと考えていました。

無痛分娩に24時間対応型の病院

愛育病院(東京)

東京にある愛育病院は、24時間体制で無痛分娩に対応出来る病院の一つです。

私は、1人目の妊娠時に、愛育病院の無痛分娩の説明会に参加しました。結局、1人目は自然分娩で出産したのですが、無痛分娩の勉強をしていたことは、2人目の出産で大変役に立ちました。

西川医院(大阪)

2人目の妊娠時は、大阪に住んでいました。大阪で24時間体制で無痛分娩に対応してくれる病院を調べたところ、西川医院を見つけました。

この西川医院は、元アナウンサーの清水健さんの奥様・奈緒さんが出産された病院です。

乳がんと戦う、清水健さん・奈緒さんのストーリーをつづった112日間のママという本は、女性はもちろん、これからパパになる方にもオススメです。

(ハイヒール・モモコさんも西川医院で出産しました。芸能人にも人気の産院なんですね)

西川医院での無痛分娩の体験記

破水から始まった出産

2016年8月20日。妊娠36週でお腹はかなり大きくなっていました。とはいえ、予定日まで、まだ3週間ありました。

その日は、夫と当時1歳の長女と一緒に家電ショップで買い物をし、夕方に帰宅しました。

帰宅後トイレに行った際、下着が濡れている感じがありました。お腹が大きいので、腹圧で尿漏れ?と思いつつ、下着を交換しました。すると、すぐにまた下着が冷たくなりました。

私が考えていた破水のイメージとは違いましたが、念のため、西川医院に電話しました。

ナースの方に、「破水ですか?」と聞かれましたが、私は「尿漏れか破水かわかりません」と正直に答えました。ナースは、破水かどうかも分からないの?と呆れた声。とりあえず、入院の準備をして病院へ来るように言われました。

夜の8時頃に病院へ到着。内診の準備中に側にいたナース(電話で話したナースでした)が「破水してるね」と一言。私は、まだ心の準備できていないよ。と思いました。

破水はしたものの、陣痛はまだ来ていません。その日はバルーンを入れて子宮を刺激し、翌日の午前中まで陣痛が来ることを待つことになりました。

陣痛促進剤の投与までの猶予

破水したのが8月20日の夕方。翌日8月21日の午前中まで待って陣痛が来なければ、陣痛促進剤を使用して陣痛を誘発する旨を医師から伝えられていました。

しかし、私の希望で8月22日の午前中まで陣痛がくるのを待ってもらえることになりました。

希望や質問があれば、すぐに病院に伝えることが大切です。

陣痛よ、来い!

陣痛よ、来い!

祈りながら待ちましたが、まったく陣痛の気配なし。結局、8月22日の早朝になっても陣痛は来ないので、午前6時頃から、陣痛促進剤を点滴で投与することが決まりました。

自然な陣痛が発生してから無痛分娩をしたくて西川医院を選びましたが、陣痛の前に破水したため、結局は陣痛促進剤で陣痛を誘発することになってしまいました。何が起こるかわからないのがお産です。

私の場合、破水してから、36時間ほど待っても陣痛が来ませんでした。破水して羊水が減ると胎児の感染のリスクが高まると医師から説明を受けました。36時間待ってもらえたこともあり、すっきりした気持ちで陣痛促進剤の投与を受け入れました。

陣痛前に破水した場合、促進剤を使うタイミングは病院によって様々です。24時間まで待ってくれる病院、ほとんど待ってくれない病院。赤ちゃんの心拍に問題がない限り、数日間待ってくれる助産院もあります。出産前に、破水後の対応を病院に確認しておくと、もしも破水からお産が始まった時に慌てずに済みますよ!

麻酔の準備

陣痛促進剤が効果を発揮し、陣痛の痛みは感じないものの、モニター上では少しずつ陣痛が起こっているようでした。

午前9時頃、子宮口が2cmくらいに開いたところで、麻酔の準備が始まりました。まずは、麻酔の管を腰に通す処置です。この処置、管を通す前に痛み止めの麻酔をするので、ほとんど痛くありませんでした。

 

いよいよ出産

麻酔の管を腰から入れた後は、私と夫で個室で談笑しながら、子宮口が10cmまで開くのを待ちました。

助産師さんがつきっきりで側にいてくれます。陣痛は強くなっていきますが、それはモニター上のこと。助産師さんがモニターを見ながら適時ボタンを押して麻酔を注入してくれるます。ですので、痛みは感じましたが、我慢できない、苦悶する痛みはありませんでした。

午後1時。子宮口の開きが10cm近くになりました。いよいよ分娩台に移動です。ここで、問題が発生。

「いきんで!」と言われても、下半身に感覚がないので、力を入れることが難しいのです。助産師さんがタイミングを教えてくれるので、それに合わせて力をいれようとしますが、3回ほど失敗。胎児の心拍も弱くなってきて、これは帝王切開になるかも、という緊迫した雰囲気になりました。

医師が、「深く深呼吸して、赤ちゃんに空気を届けて」と言います。また、酸素マスクが私の口元につけられました。赤ちゃん大丈夫かな。。。

助産師さんが、私の顔のすぐ横でモニターを凝視します。そして、「次に合図出したら力んでね」と私に言います。

私も、次が最後のチャンスだと感じて集中。

「力んで!!」

助産師さんが合図の声。私、力む。足元の医師は赤ちゃんを引張る吸引分娩をする。そして、私の左側に立っていた院長先生は手で私のお腹に腹圧をかける。

助産師、医師、妊婦のコラボレーションで、「オギャー」の声。陣痛促進剤の投与から8時間の、午後2時頃に産まれました。

産後に感じた無痛分娩と自然分娩の違い

振り返ってみれば、1人目の自然分娩は、医療の介入は全くありませんでした。陣痛を強く感じている間は、夫が腰をさすったり、水を飲ませてくれたりと大活躍。1人目の出産は、自分と夫で力を合わせ、赤ちゃんを産んだという達成感がありました。

一方、2人目の無痛分娩。私も頑張りましたが、自分で産んだというより、医療に「だしてもらった」面が多かった出産でした。医療現場の皆様に感謝、感謝です。

 

無痛分娩のリスク

私が無痛分娩で感じたことは、麻酔が下半身に効いているので、上手にうまく力むことができない。そのため、吸引分娩になる確率が高まるということです。実際、私も吸引分娩でした。

また、無痛分娩は麻酔のため脊髄と背骨の隙間に背中側から細い管を挿入します。麻酔処置の際の事故や麻酔による副作用というリスクもはらんでいます。

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大切なのは病院選び

自然分娩と異なり、無痛分娩は医療の介入が多くなります。

医療に頼る面が大きくなる分、無痛分娩では、病院選びがとても重要です。

病院を選ぶ際は、緊急時の医療体制、そして無痛分娩の実績に特に気をつけるべきだと思います。

(ある病院のHPで「無痛分娩も対応可」と書いてありました。その病院に無痛分娩の件数を聞いたところ、1年間に1件だけとの返事でした。)

出産する病院は、しっかり調査して選ぶことを勧めます。

追記:2018年に第3子を出産しました。無痛分娩を希望していたのですが、予定外に早く陣痛がきたため、自然分娩となりました。この時の記事は、

にまとめています。

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