2歳差の育児は、実は楽でお得かもしれない。

我が家の姉妹は2歳差です。次女の出産の時期、長女はイヤイヤ期の真っ只中でした。2歳差の育児は大変、なのは最初の頃だけ。1年も過ぎれば、案外と楽ですよ。そして、メリットもあります。

大阪市で活躍されているカリスマ助産師のHisakoさん。彼女は、なんと11人も出産した経験豊富なママでもあります。そのHisakoさん、セミナーで

兄弟の年齢差は2歳差が一番大変

とおっしゃていました。

私が2歳差の大変さを一番感じたのは妊娠中です。イヤイヤ期に差し掛かった長女の相手を、臨月の大きなお腹でこなす毎日。私は、2人目の妊娠中は子宮頸管が短く、早産の危険性がありました。できるだけ重たいものは持たないように医師から指導されていましたが、重たいヒト(当時の長女10㎏)の抱っこは避けられず、リスク満載の妊娠ライフでした。

次女が生まれた直後は、長女はパパを次女に取られてしまうのが心配だったようです。パパ大好きっ子なので。パパが次女を抱っこするとパニック状態の長女。

長女は次女が生まれて数ヶ月して、よやく妹の存在を受け入れたようです。すると、今度はママの真似をして次女のお世話をしたがる。ミルクをあげたり、抱っこしたり。長女の意欲をできるだけ尊重したかったので、次女が大泣きするまでは長女の好きにさせていました。

2人目妊娠の頃から、2歳差育児の大変さに心が折れかけ、「もう少し、歳の差をあけたほうが楽だったかなー」と、考えても意味のないことを考えたりもしました。しかし、次女が誕生してから1年が経過した今は、嬉しいことがたくさんあります

長女は日に日に、お姉さんらしくなってきています。「(妹の)オムツが濡れてるよー」とママに教えてくれたり、妹が泣いたら「いない、いない、ばあ」と妹をあやしたり。本格的に、ママの助けとなっています。まだ3歳になっていないのに、この責任感の強さ。妹の存在が姉を成長させるのでしょうね。

一方の次女。彼女は、なんでも姉(長女)の真似をして、成長するスピードが速いです。彼女にとって、姉の存在は近くて、遠い存在。年齢差はたったの2つ。でも、自分にできないことが何でもできる。姉は走れるし、話せる。よーし、自分だって!と姉に触発されて頑張る妹。そりゃ、成長も速いですよね。

経済面でも、お得に感じることが結構あります。まず、2歳差だと、一緒に保育園に通える期間がほぼ4年間あります。西宮市の場合、兄弟とも認可保育園に通うと、下の子の保育料は半額になります。年齢が低い子供の保育料のほうが高く設定されているので、高いほうの保育料が半額というのは助かります。ちなみに、3人目は無料!

そして、子供用品。2歳差だと、洋服やオモチャも次から次へとお下がりを活用できます。次女のために購入したものって、少ないなー。新調したのは、哺乳瓶の乳首くらいしか思いつかない。

喉元過ぎれば、ではありませんが、産後1年が過ぎれば、2歳差の子育ては、案外ラクチンですよ。そして、姉妹が成長する姿を見ることは楽しいです。

もしも、いま2人目を妊娠中、または産んだばかり、っていうママやパパ。もう少しすれば、楽しくなるからねー。