2〜3歳頃は、なんでも自分でやりたい年齢です。子供と一緒に料理をすると、子供の脳にとっても良いです。白玉団子なら、こねたり、丸めたりと楽しみながら失敗なく作れます。今回は、子供と一緒につくることを想定し、レシピを子供とママの役割に分けて書きました。
この記事の見出し
子供と白玉団子作りがオススメな理由
失敗が少ない
白玉団子作りは、味付けで失敗することがありません。失敗する場面で多いのは、水の入れすぎです。
下のレシピでは、水の入れすぎを防ぐ作り方が書いてありますので、参考にしてくださいね。
材料は白玉粉のみ
お店で買う必要があるのは、白玉粉だけです。味付けは、自宅にあるものでオーケーです。
フルーツ缶、きな粉、ゴマ等、お好みで。何もない時は、砂糖をかけるだけでも美味しいです。安く済みます。
こねたり、丸めたり、子供の脳を刺激
白玉団子作りは、団子の生地をこねたり、丸めたりと、粘土遊びのような楽しさがあります。
手や指先を使うことで子供の脳を刺激するので、脳の発達にとても良い影響を与えます。
子供とコミュニケーション
料理の時に、「危ないから、あっちに行っててね」と、つい子供に言ってしまっていませんか?
白玉団子作りなら、茹でる作業以外は安全です。
子供に手伝ってもらって、「手伝ってくれて、ありがとう。助かったー」
と子供に伝えてあげましょう。きっと、人に喜ばれることをする大人に成長してくれますよ。
また、作ったお団子は、パパやおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に食べるのもオススメです。
子供は「自分でつくったのー」とお話ししてくれます。家族内のコミュニケーションも増えて、楽しい食卓になります。
「2歳の子供と作る、白玉団子」のレシピ
材料:白玉粉/水(白玉粉の袋に記載の分量)/きな粉(適量)/砂糖(適量)
<その1>白玉粉と水を混ぜる
子供:「こねる係」
ママ:「水をそそぐ係」
粉と水を混ぜる時のポイントは、まず分量より10パーセントくらい少なめに水を用意します。
用意した水の半分を粉と混ぜ、残りの水は少量ずつ混ぜていきましょう。
粉の様子をみて、水が足りないようなら、少なくした分(10パーセント)の水を少しずつ足していきます。最後まで少しずつ水を混ぜていけば、「みみたぶ」くらいの固さに上手にまとめることができますよ。
子供の小さい手で、こねるのは、なかなか難しいです。さりげなく、ママが手伝ってあげましょう。
<その2>生地を丸める
子供:「丸める係」
ママ:「生地のとりわけ係」
ママが団子1個分の生地を手でとって、子供に渡します。この時に、ママは手で生地をとることがポイントです。
スプーンでとると、子供がスプーンを持ちたがるので(笑)
子供には、両手でコロコロ丸めてもらいます。ママが子供に渡す時に、(さりげなく)丸い感じにまとめて渡してあげると、子供が上手に丸めることができます。
子供が上手に丸められない時は、ママが(ここもさりげなく)修正してあげましょう。
<その3>きな粉と砂糖を混ぜる
子供:「まぜる係」
ボールにきな粉と砂糖を入れ、子供に混ぜてもらいます。
<その4>茹でる
ママ:「茹でる係」
子供が3で混ぜている間に、ママは団子を茹でましょう。沸騰したお湯に団子を入れ、団子が浮んできてから1〜2分で熱湯から冷水に移します。
お湯で茹でる時、子供が熱湯の近くにこないように注意しましょうね。
<その5>食べる
団子にきな粉をかけて、出来上がり。パパの帰宅が遅い時は、冷蔵庫に残しておこう。
まとめ
子供に料理を手伝ってもらうと、ママの手間が余計に増えてしまうのも事実。ついつい「ママがやるから」と言ってしまいがちです。子供と一緒に料理することは、良いことづくめです。我が家の子供も、白玉団子作りがとっても楽しそうでした。作った団子を「自分がつくったよー」と、夕方に帰宅したパパに渡していました。子供が成長し、パパも喜んでくれ、ママの株も上がり、一石三鳥ですね。
注) 月見団子は、米粉で作るのが一般的ですが、今回は手軽に白玉粉で作りました。