大阪のビッグ・アイ(国際障害者交流センター)に子連れ宿泊した感想

The sign of guest only at the guest room entrance floor of big-i

大阪府堺市にあるビッグ・アイ(国際障害者交流センター)に家族で宿泊してきました。

泉州エリア(大阪の南側)に行く際の子連れ宿泊先として良い感じだったので、実際に利用した感想をまとめます。

ビッグ・アイ(国際障害者交流センター)を知ったきっかけ。

大阪府和泉市へ行く用事ができ、家族で出かけました。当初は日帰りの予定でした。

ネットで和泉市や周辺地域について調べると、自然が多い地域で、天然温泉もあることが判明。

せっかくなので、1泊してこようと、旅行サイトの楽天トラベルでホテルを探しているときに、ビッグ・アイのことを知りました。

ホテルの名称が「国際障害者交流センター」なので、障害がある方しか宿泊できないのかしら?と思ったのですが、どなたでも宿泊できます。

楽天トラベルで読むことができる過去の宿泊客の口コミも総じて良い内容だったので、利用することを決めました。

ビッグ・アイ(国際障害者交流センター)に子連れで宿泊

Outlook of big-i
ビッグ・アイの外観です。

我が家の家族構成と宿泊した時期についてです。

  • 私、夫、子供3人(0歳、2歳、4歳)の5人家族
  • 7月の3連休に1泊した

このメンバーで、兵庫県西宮市から車で出発して大阪府和泉市へ行く途中でビッグ・アイに宿泊しました。

ビッグ・アイ(国際障害者交流センター)に子連れ宿泊するメリット

Bath tub in the guest room of big-i
広いユニットバス

バリアフリーで設計されている

ビッグ・アイはバリアフリーなので、バギーやベビーカーでの移動がとてもスムーズでした。

地下1階の駐車場から1階のフロントで受付。そして3階の客室へと歩いて移動しました。

子供が転んだり、あるいは、抱っこ紐使用のため視界が悪いママがつまづく、なんてこともなし。

過去に宿泊したホテルで、ここまでバリアフリーに徹底した施設はなかったです。

広々している

ビッグアイの館内は客室も含めて、車いすを使用する方へ配慮して設計してあるので、広々しています。

子連れ旅行は、オムツや着替えの予備などで荷物が多くなります。なので、客室には荷物を置くスペースは最低限必要です。

通路も広いので、子供と手をつないで歩いても、知らず知らずのうちに道をふさいで周りに迷惑をかけていた、ということがなかったです。

View from the guest room of Big-i
客室からの眺め。池がみえた 。

機能的でシンプル

子供は好奇心旺盛です。新しい場所に行くと、とにかく触りたくなるのが子供。

高級旅館やホテルだと、高そうな壺や花瓶が飾ってあることがあります。子供が壊してしまう危険性が高いので、子連れ旅行の場合は高級な装飾品はないほうが私としては安心できます。

ビッグアイの客室は、シンプルな作りです。子供が触って困るものは置いていないので、保護者の手間がかからなくてすみました。

客室は非常に機能的です。

例えば、洗面台は使いやすく、4歳の長女が顔を洗っていましたが、自宅の洗面台よりも上手に顔を洗えていました。

Wash basin in the guest room of big-i
使いやすい洗面台
springboard in the guest room of big-i
洗面台に踏み台があって、子供に便利。
Air cleaner in the guest room of Big-i
客室には空気清浄機もあります。

ビッグ・アイの宿泊者は朝食が500円

ビッグアイの1階には「ぐらん・じゅ」というレストランがあります。宿泊者は朝食が500円で食べることができます。

朝食は和食または洋食を選ぶことができます。

Breakfast at big-i
朝食は洋食or和食から選べます

レストランには子供用の椅子がありますよ。

おじいちゃん、おばあちゃんとの旅行に使える

私は、裸眼では日常生活をおくれないほど視力が低いです。普段はメガネやコンタクトレンズで矯正しています。

ビッグ・アイに宿泊して、館内のエレベーターのボタンが大きくて感動しました。

視力が悪くても、これくらいボタンが大きければ見える。

ビッグ・アイはユニバーサルデザインなので、おじいちゃん、おばあちゃんとの宿泊にも使えるなと感じました。

年齢を重ねれば、足腰が弱くなったり、視力が悪くなったりするのは自然のこと。

ビッグ・アイではシャワーキャリー(座ったままシャワーを浴びることができる車いす)の無料レンタルがあります。

ビッグ・アイの近くの観光施設

私たちは、和泉市へ行く際にビッグアイに宿泊しました。

ビッグ・アイの周辺の観光施設は、

  • 関西国際空港(高速利用で35分くらい)
  • 大阪府立大型児童館ビッグバン(1km)
  • 堺市立フォレストガーデン(3km)

などがあります。

ビッグ・アイの客室のホテルはユニットバスですが、ユニットバスと呼んでよいのか悩むほど、バスタブとトイレの距離が離れています。広いユニットバスです。

私たちは、ビッグ・アイから車で15分ほどの距離にある天然温泉のスパ、虹の湯(大阪狭山店)でお風呂に入りました。

ビッグアイの宿泊料金

宿泊料金の話です。

まず、子連れにとって嬉しい情報として、客室料は

  • 小学生は子供料金(大人料金の80%)
  • 未就学児は添い寝の場合は無料

です。

未就学児がベッド(和室は布団)を利用する場合は、未就学児も子供料金が適用されます。

我が家は、大人2人に未就学児3人の家族構成です。3人とも添い寝にすれば子供は客室料金は無料です。

とはいえ、さすがに家族5人でお布団2枚では狭すぎるので、未就学児の1人に子供料金を適用して、お布団3枚にしてもらいました。

なので、料金は大人2名プラス子供1名ぶんでした。朝食(3人分)付きで1泊19、100円でした。

料金についてはビッグアイの公式ページに料金表が掲載されています。

なお、子供料金についてですが、ネット予約では子供料金の自動計算ができません。

子供の分は入力ができないので、大人3人で予約をして、現地で料金の調整をしてもらいました。

ネットの予約段階で子供料金の表示が出ると良いなと思います。

駐車場の利用料金は、宿泊客は1泊500円でした。駐車券をフロントで見せてくださいね。

ビッグ・アイの感想

ビッグ・アイに宿泊してみて、親子連れ、あるいは、お年寄りの方と旅行する際に便利だなと感じました。泉州エリア(大阪の南側)に行く際には、また宿泊しようと思います。