西宮市子育て総合センターが主催する「もりの子育て社家郷山(しゃけごうやま)」に参加してきました。子供を自然の中で遊ばせたい方には最適のイベントでしたよ。
この記事の見出し
長袖・長ズボン・軍手でイザ出発!
楽しみにしていたイベント当日。娘は私服を選ぶ時に「スカートがいいー」と主張してきます。
山は転ぶと危ないからズボンだよ、と言うと思いのほかスンナリと聞き入れてくれました。
理由に納得すると、聞き分けが良いのね。
社家郷山に車であっという間に到着。西宮は自然がすぐ近くにあってサイコーですね。
近くにあるというものの、西宮市に住んで2年以上が経過する私は、社家郷山キャンプ場に今回初めて行きました。しゃけごうやま、って読むんですね。
キャンプ場内に駐車場があるので移動が楽でした。
もりの子育て社家郷山の活動内容
ピザ生地づくり
関係各位の挨拶のあと、さっそくピザ生地づくりです。
イベントのタイトルにあるように、甲山産の小麦粉を使います。この山で小麦がとれるとは、私は初めて知りました(汗)
これまで「西宮市にある小さい山」という認識しかなかった。すごいぞ、甲山。
小麦粉に水を入れてコネコネ。我が家ではホームベーカリーがピザ生地をコネコネしています。
小麦粉に水をいれると生地なる。子どもにとっては新鮮な学び。手で生地を触って、「粘土みたーい」と喜んでいました。
生地をこねた後は、野菜スープの具材を型抜きしました。
カマドで火おこし
ピザ生地を寝かせている間に、キャンプ場にあるカマドで火をおこします。
NPO法人こども環境活動支援協会の方が、マキで火を起こす方法を解説。
- マキの置き方
- ウチワであおぐタイミング
ゼロから火をおこすには知識が必要です。電化製品のようにボタンひとつで着火するのとは違うなー。
ピザを焼きます
火おこし体験をしたら、調理場に戻ってピザのトッピング。トマト・ツナ・チーズをのせます。
この日のパン作りの先生によれば、ピザは具材をのせすぎないことが肝心だそうです。
欲張りな私は、いつもてんこ盛りにしていました。今回のイベント、子ども以上にママの私がたくさんの知識を授かっている次第であります。
トッピングしたらカマドで焼きます。直火の温度は300度ちかく。2分程度で焼けてしまいます。自宅でオーブンを使用してピザを焼く場合よりも短時間で焼けますね。
もりの子育て社家郷山で親子で知ったこと
西宮市で地産地消
ピザの小麦粉も甲山産で、野菜スープの具のほとんどが西宮市で収穫したもの。
4歳の長女は、食事中に野菜をみて
「コレはどこでとれたの〜?」
と聞いくることがあります。
本当なら、スーパーで娘と一緒に買い物した時に、ゆっくり説明したいのですが時間にゆとりがなくて、出来ていない。
イベントでは、西宮市で穀物や野菜がとれることを娘と一緒に学べました。
カマドでくべたマキも甲山に生息する樹木を利用しました。地産地消の極み!
体験を通して「アブナイ」を知る
山道はデコボコしているから転びやすい
カマドの火は近づきすぎると熱い
危険なことを体験を通じて子どもに感じてもらえました。
子どもをアブナイことから完全に遠ざけていたら、危険について学ぶことがないですからね。それが一番怖い。
西宮市の自然を子どもに体験させるには?
今回のようなイベントには、日程が合わなくて参加できないことも多い。ではどうするか。
社家郷山キャンプ場は個人で予約して利用すればイイのです!
甲山自然環境センターを利用しやすくなるよ
2019年4月から甲山自然環境センターの利用料金が変わります。
西宮市在住の中学生以下の方は、甲山自然の家・甲山キャンプ場・社家郷山キャンプ場の施設利用料が無料になるのです。
高校生以上の大人は有料。でも超低料金です。例えば、社家郷山キャンプ場の市内在住の大人の日帰り利用料金は300円。
もりの子育て社家郷山の感想
我が家には3人の子どもがいます。今日はパパは不参加。ママだけで全員の子どもを連れて行くのはシンドイので、一番下の子ども(0歳)は託児所に預けました。
でも、0歳時も連れて行けばよかったーと現地に到着してすぐに後悔。素晴らしいイベンドだったし、乳幼児にも自然の空気にふれさせたい。
自然物と初めて触れる体験(原体験)を通して、子どもの感受性や好奇心を育てたい!
今回のイベント。具材の準備から後片付けまで、すべて主催者・運営者さん・ボランティアさんがしてくれました。なにからなにまで感謝感激。西宮市で子育てできて幸せです。ありがとうございましたー!