大阪から1時間以内で行ける大自然の武田尾温泉。客室に温泉が付いている紅葉舘「あざれ」に子連れで宿泊しました。良いことも、悪いことも徹底レポートします。
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客室は全室「離れ」スタイル
武田尾温泉エリアに宿泊した目的は、廃線ハイキングを子供と楽しむことでした。ハイキングに関する記事はコチラです。
フロントでチェックインした後、部屋へ移動しました。「あざれ」の客室は全部で12室だけ。部屋数が少ないので、ゴールデンウィーク期間中なのに館内には静寂が広がります。全ての客室が「離れ」形式です。
小さな子供連れで通常のホテルに泊まると、「子供の足音が下の階の人に迷惑かけていないかな」と不安になります。「あざれ」は、全ての客室が1階部分にあります。騒音を心配しなくて良いです。
旅館の本館を一度外にでてから客室まで歩きます。客室までの道はスロープになっています。バリアフリーなので車椅子の方や、足が不自由な方も移動が楽だと思いますよ。
部屋には、ベッドルームの他に和室のスペースがあります。広々として快適でした。
子供の浴衣もバッチリ
子供用の浴衣を完備しています。我が家の2人の娘の身長は、
- 長女 100cm
- 次女 70cm
です。
身長70cmの次女にもピッタリな小さいサイズの浴衣もあり、感激しました。家族全員で浴衣を着た思い出の写真が撮れます。
(キッズ用の浴衣)
大人の浴衣サイズは大・中・小の3サイズに分かれています。全てのサイズの浴衣が部屋に置いてありました。
客室温泉付き
部屋に温泉が付いていますよ。子供がいると、保護者は大浴場ではゆっくり温泉を楽しめません。今回は、子供が部屋でテレビ(番組はEテレ)を見ている間に部屋の温泉を私も夫も満喫できました。
(蛇口をひねれば、温泉が出る)
部屋の温泉は、バルコニーとつながっています。窓をあければ露天風呂の雰囲気を味わえます。
注意)夏期は蚊に気をつけて下さいね!
アメニティが充実
女性にとっては宿泊先のアメニティ、需要ですよね。しっかりチェックして来ました。
客室(女性用アメニティ)
客室には、デタイユ・ラ・メゾンのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープが揃っていました。
デタイユ・ラ・メゾンは、パリ発のブランドで化粧品会社のPOLAが発売している高級化粧品です。
また、客室にはDHCの宿泊キットも置いてありました。キットには化粧水やメイク落としが入っています。日本製のアメニティが好みの女性には嬉しいサービスですね。
客室(男性用アメニティ)
さすがは、高級ホテル。男性用のアメニティも部屋に置いてありました。POLAの、スタイリングフォーム、ヘアトニック、ヘアリキッド、シェーブローションです。
私の夫は、バケーション中は整髪剤を利用しません。でも、お休み中でも髪型をビシッと決めたい男性にとっては、ありがたいですね。
大浴場(女性用アメニティ)
大浴場の脱衣所にはデタイユ・ラ・メゾンのメイク落としが備わっていました。ですので、客室からメイク落としを持参する必要はありませんでした。
浴場内にシャンプー、コンディショナー、ボディーソープはもちろん完備してありましたよ。
冷蔵庫のドリンク飲み放題
客室に備え付けてある冷蔵庫。中に入っている飲み物は、アルコール飲料も含めてすべて無料です。
・ビール(ASAHI スーパードライ)
・十六茶
・オレンジジュース
・日本酒(ONE CUP OZEKI)
・氷結
・コカ・コーラ
部屋で温泉を楽しんで、湯上りに1杯。そんなときに、冷蔵庫のドリンクをどうぞ。
夕食は神田川道場で
夕食は神田川俊郎プロデュースの神田川道場 茶寮「心」でいただきます。食事場所は本館内にある半個室の部屋です。夕食の場所からも新緑と渓流の景色が見えます。
(テーブル席。子供用の椅子あり)
今回は、ゴールデンウィーク期間の新緑が綺麗な時期に行きました。紅葉の時期は、また違った眺めが楽しめるんでしょうね。
宿泊費用は?
気になるのは、お値段。さぁ、大人2名、幼児2名で一泊2食付きの費用内訳を大公開!
子供2人は、布団不要、食事有りのプランで予約しました。部屋にはベッドの他に布団セット2組があるので、子供は布団を敷いて和室に寝かせることができました。
布団不要にすれば、子供は二食付きで1泊4、000円(布団不要にしても、自分たちで敷けば布団が使える)。大人の宿泊費用に比べて、お得感があります。
支払った合計金額は、
一泊で、75,000円。
武田尾温泉エリアで宿泊できる宿は、予約サイト「じゃらん」で探したところ「あざれ」のみでした。
旅行の時は、「じゃらん」で予約しています。サイト経由で予約すると2%分のポイントが貯まります。今回もポイントを利用して1,200円分を宿泊費用から値引きしてもらいました。今回の宿泊では1,500円分のポイントが貯まったので、次の旅行で使いますよー!
「あざれ」での支払い方法ですが、宿泊費は全額をチェックインの際に支払います。チェックアウトの時は、滞在中の追加費用を払います。我が家の例では、夕食の際にオーダーした飲み物代を支払いました。
【残念だった点】対岸で工事中
宿泊したのは2018年の4月末です。
「渓流が眺める部屋」プランを予約したので、川沿いの部屋でした。しかし、対岸で工事をしていたため、部屋から赤いクレーン車が見えました。
「クレーン車が眺める部屋じゃないかー」と、少し残念でした。大規模な工事なので、予約の時点で工事中のことを教えて欲しかったよ、ホテルさん。でも、窓を閉めておけば、工事の音が聞こえることはありませんでしたので、大きな問題ではなかったです。
「あざれ」は、子供が巣立ってから、夫婦でもう一度行きたい宿ですね。バリアフリーなので、足腰が弱っても安心だし。
以上、「あざれ」宿泊のレポートでした。