平成30年保育士試験(前期)の実技を受験したよ。当日の流れと合格対策。

本日、平成30年度保育士試験(前期)の実技試験を受験してきました。試験会場の雰囲気や受験者の服装など、今後の実技試験を受験する方の参考になる内容をまとめます。

【保育士実技】ガイダンスの出席は必須

私が受験した兵庫県の試験会場は神戸市北区にある神戸親和女子大学でした。

試験当日は朝8:45から実技試験の受験者全員に対してガイダンスが実施されました。

ガイダンスでは実技試験を受けるにあたって重要事項が説明されるので、出席は必須です。ガイダンスに間に合うように、時間にゆとりをもって会場に到着しましょう。

ガイダンスで特に確認するべき重要事項は次の通りです。

自分の試験開始予定時間を確認しよう

ガイダンスでは冊子が配られます。冊子には試験を受けるにあたっての諸注意と全受験者の実技試験タイムスケジュールが記載されています。

各受験者の試験開始予定時間が分刻みで書いてあります。冊子で自分の試験開始予定時刻を確認してください。

冊子の文字は非常に細かいです。近視や老眼の方は、メガネをして、時間の確認を間違わないように気をつけて下さい

実技の各科目の注意事項をおさえよう

実技試験は、造形・音楽・言語の3試験があります。ガイダンスでは各科目の注意事項を説明がありました。

私は音楽と言語の2科目を選択しました。ガイダンスでは、言語の試験で使用される開始合図のスタート音(時計がピッとなる音)も実際に鳴らして聞かせてくれました。

【保育士実技試験】待ち時間の活用法

待ち時間は自由に動ける

受験者は、自分の試験開始予定時刻の20分前までには試験待機室に行くように指示がありました。

待機室は、試験科目と自分の試験室(冊子に書いてある)によって異なるので、注意が必要です。

待機室に入るまでは、好きな場所で自由に過ごせます。屋外の日陰で勉強する人や、近くのコンビニへいう人など過ごし方は様々。

試験会場には休憩室として開放されている部屋があるので、多くの受験者は休憩室で過ごす方が大半でした。

会場は広いです。方向音痴な私は、道に迷うことがないように待機室までの行き方を最初に確認してから自由時間に入りました。

時間に余裕をもって待機室へ移動できるようにしましょうね!

待ち時間に実技の最終練習

私の試験開始時刻は、言語が10時台で、音楽が13時台でした。

朝一番のガイダンスが9時頃に終わったので、それから休憩室で言語の最終チェックをしました。

音や声を出して勉強することは禁止されています。ですので、口パクで言語の課題である「おむすびころりん」の話を練習。スマホのストップウォッチを利用して、自分の話が何分何秒で終わるかを計測しました。

音楽の試験の前にも、楽譜をテーブルの上に立てて、テーブルの上でピアノを弾くふりをしながら指使い、そして歌詞(口パク)の練習をしました。

保育士実技試験の受験者の服装

受験者の皆さんの服装を観察すると、比較的カジュアルな装いの方が多かったです。

大学生くらいの若い女性は、半袖ブラウス・スカート・パンプスの組み合わせ。中年の女性は、パンツにシャツといった感じ。

受験者の皆さんに共通していたのは、

  • 清潔感がある
  • 派手すぎない
  • フォーマルすぎない

といったポイントです。

私がみた一番カジュアルな格好の方は、スニーカーに、ジーンズ、そしてチェック柄の半袖シャツといった女性もいました。

ちなみに、私はマタニティ・ワンピースの下にサブリナパンツを合わせました。靴は、ローファーにしました。

私の場合、妊娠9ヶ月で誰が見ても妊婦とわかるほどお腹が大きいので、服装よりもお腹に目がいくだろうなー。

試験のために服を新しく購入する必要はないと思いますが、もしも新しい服を購入する場合、事前にその服を着て実際の試験を想定した練習をしておくと良いですよ。当日の緊張を和らげることができると思います。

保育士実技試験で気をつけた点

《言語表現》で気をつけた点

言語表現では、試験開始の合図が鳴ったら題名を言ってから話をスタートすることになっています。

題名を言い忘れて、いきなり話に入らないように気をつけました。

《音楽表現》で気をつけた点

練習の段階では、間違わないように、間違わないように、と気をつけて弾いていました。

しかし、保育士試験に合格した方のブログを見ると、皆さん「大きな声で歌う」ことの重要性を指摘しています。

そこで、間違ったとしても気にせず大きな声で歌い続けることを念頭に試験に臨みました。

保育士実技試験を受験した感想

実技試験を受けた感想をまとめます。

《言語表現》の試験を受けた感想

試験官は2人いました。どちらの試験官も優しそうな感じの方だったので、試験室に入ったときに少し緊張がほぐれました。

そのせいか、言語の試験の出来は、過去の練習の中でもベストの出来でした。

練習では、時間が余ってしまうことが多かったのですが、試験本番では「おしまい」と話を締めくくってから、2秒後くらいにタイマーがピピッとなったので、時間配分もよかったと思います。

《音楽表現》の試験を受けた感想

音楽の試験は、非常に緊張しました。試験で弾いたピアノがアップライト式かグランドピアノかも覚えていません。

私は自宅にあるアップライトのピアノで練習していましたが、試験当日に使用したピアノの音はボリュームが格段に大きかったので、グランドピアノだったのかな。

ピアノのタッチミスは1回ありました。また課題曲の1つの「アイアイ」では声がかすれてしまった箇所がありました。

音楽で一番不安なのは、自分の歌声がピアノの音にかき消されていなかったかということ。

合否は音楽の点数に左右されそうです。

全体の感想

私が受験した兵庫県の試験会場は、受験者数が筆記試験と比べて格段に少なかったです。

そのため、休憩室も待機室も席数に余裕があります。トイレも全く混んでいないので、妊婦でトイレが近い私にとっては快適な環境でした。

これが、都心部の受験地だと、実技試験も会場は混んでいるのでしょうね。

保育士実技試験の結果発表は約1ヶ月後

試験結果は、平成30年8月4日から8月12日までの期間に郵送で送付されます。

落ちても受かっても、結果をブログに記載します。

【保育士試験の最終結果が届きました。→保育士試験の最終結果が届いたよ!の記事】