保育園落ちた、働くママに朗報。幼稚園の預かり保育が月8千円で利用できる。

認可保育園に入れなかった、西宮市のママに嬉しい情報です。西宮市では、3歳児から5歳児クラスの認可保育園に入れなかった園児に対して、幼稚園の預かり保育(延長保育)の費用の補助を行っています。この補助制度を利用すれば、格安料金で幼稚園にて子供を夕方まで預かってもらうことが可能なのです。それでは、詳しい内容を見てみましょう。

対象となるのは?

補助制度の対象となるのは、次の4つの条件を満たしている保護者です。

  1. 西宮市に住んでいる保護者
  2. 認可保育所に申し込んで落ちた(「保育所等利用保留通知書」を受け取った)保護者
  3. 3歳児から5歳児クラスに通園する児童の保護者
  4. 入園後も保育の必要性がある(働いている)保護者

 

対象となる幼稚園は?

預かり保育の補助制度が利用できるのは、現時点では以下の8幼稚園です。

<協力幼稚園の一覧>

  • いるか幼稚園
  • 甲子園学院幼稚園
  • 甲子園二葉幼稚園
  • 幸幼稚園
  • 仁川幼稚園
  • 仁川学院マリアの園幼稚園
  • 東山幼稚園
  • 睦幼稚園

私の3歳の娘も認可保育変に落ちました。残念ながら、上記の8幼稚園とも自宅から距離が離れているのです。この預かり保育補助制度が利用できる幼稚園が今後もっと増えてくれることを期待します。

 

補助金額は?

市が補助してくれるのは、保護者が幼稚園に支払った毎月の預かり保育費用のうち、8000円を超えた額です。

多くの幼稚園は午後2時頃に降園です。預かり保育を利用すれば、夕方まで子供を預かってくれます。この預かり保育の費用について、8000円超えた額は市が出してくれますよ、ということです。つまり、幼稚園の通常の保育料プラス8000円で、子供を幼稚園に夕方まで預けることができるということですね。

預かり保育の費用を、まずは保護者が全額を幼稚園に支払い、あとから西宮市が8000円を超えた分を保護者の口座へ振り込んでくれるというシステムです。

私立幼稚園の毎月の保育料は約3万円前後のところが多いです。これに預かり保育の費用8000円を足すと、合計で3万8千円。3万円台で、幼稚園で子供を夕方まで預かってもらえるというのは、かなりお得です。

ちなみに、認可保育園の場合、保育料は世帯収入で決まります。厚生労働省の「平成24年地域児童福祉事業等調査」によると、児童1人あたり月額保育料では、「2万円以上3万円未満」が 31.9%と最も多かったそうです。

 

月8千円で、幼稚園の素晴らしさを享受

幼稚園は、

  • グラウンドが広い
  • 遊戯室が広い
  • 教育課程がしっかりしている

といったメリットがあります。幼稚園といえば、お迎えの時間帯が早いため、働くママにとっては選択肢になりませんでしたが、追加費用の月8千円を払えば預かり保育を利用できるのです。3歳〜5歳児の認可保育園に落ちてしまったママ。補助制度が利用できる8つの幼稚園が自宅の近くにないか、調べてみると良いですよ。

繰り返しますが、この補助制度は認可保育園に入れなかった場合に限って利用できます。西宮市役所の公式ホームページにある、補助制度に関するページを載せておきますね。

参考URL:西宮市役所「預かり保育費用軽減補助事業」について

以上、西宮市内の保育園に落ちた方向けの情報でした。