幼稚園に落ちたけど、楽しく生きて行く。一応、原因は振り返っとく。

幼稚園に落ちました。長女を来年2018年の4月から、西宮市内の私立幼稚園の3歳児クラスに入れたかったのですが、、、無念。

幼稚園に落ちた原因(と私がおもうこと)

幼稚園に落ちた原因を、自分なりに考えてみました。

トイレトレーニング未完了

幼稚園の面接シートには、「トイレトレーニングは完了していますか?」という質問がありました。

長女は、一応はトイレでできるのですが、まだ「完了」とまでは進んでいない状況です。

面接の際に、トイレトレーニングの進度について園長先生から聞かれました。

私は完了していないことを正直に伝え、「トイレ・トレニング中です」と回答しました。

集団面接だったので、他のファミリーの皆さんの回答をきくことができます。

他の家族は、

「完了しています」

「完了しています」

「完了しています」

との回答。未完了なのは我が家だけでした(汗)

これで、他のお子さんより一歩不利に。

面接の質問に長女が英語で答えた

面接では、園長先生が動物の写真を子供に見せて、「これは何の動物でしょうか?」と質問する場面がありました。

シマウマの写真を見せられた長女は、

“zebra”

と英語で答えました。

???

いきなり英語で答えたので、園長先生は意味不明の表情。もちろん、「欧米化!」というツッコミもなく。

我が家のパパ(私の夫)は外国で育ちました。そのため、日本語より英語のほうが得意です。

パパの影響で、長女は家庭では英語に触れる機会が多く、日本語も英語も話します。

それで、面接官から質問された時に、長女は英語で答えたのです。

“zebra”発言があった時に、私が家庭環境(娘のパパが外国育ち)を説明すればよかったのですが、急に英語で話した娘に私もビックリして無言になってしまいました。

日本語の質問には、たいてい日本語で答えるのに、なぜか面接で英語が出た長女。緊張したのかな。

面接官には、(まだ2歳なのに、英語を詰め込んでいる家庭)と思われてしまったかもしれません。

この幼稚園は、”のびのび育てる”がウリなので、なおさらです。

これで、さらに不利に。

以上の2点が、落ちた原因かなと自分では思っています。

(もしかすると、他の要因かもしれないけど)

そもそも、なぜ私立幼稚園を受験したか

長女は、1年前から認可保育園に通っています。たのしく通えていますが、デメリットがいくつかあります。

まず、保育園費用。認可外なので、非常に高いです。

そして、ロケーション。自宅から数キロ離れています。

極めつけは、園庭が狭い。

長女が現在通っている認可外保育園に対する以上のような不満から、私立幼稚園へ移りたいなと考えました。

幼稚園に落ちて感じたこと

認可保育園の選考では、希望園に入所できなかったことが過去にもありました。

ただ、認可保育園の選考は、家庭状況にもとづいた点数システムで入園が決まります。そのため、認可保育園に入ることができなかったとしても、精神的なショックというのは、仕事どうしよう、とか、認可外はお金かかるな、とか現実的な不安からくるショックです。

一方、私立幼稚園の選考で落ちると、自分と子供を否定されたような、まるで、大学受験に落ちたときと似たようなショックでした。

私立幼稚園に落ちたことに理由があるとすれば、それは私の準備不足です。後悔で、2、3日ほど落ち込みました。

しかし。気がつきました。

「幼稚園にはいることが目的じゃない」

ということに。

目的は、長女が毎日を楽しく、生き生きと過ごせる環境を与える事です。

そのための手段が、今回の幼稚園の入園と考えての申し込みでした。

私のように幼稚園に落ちたみなさん。

暗くなっていませんか?
愚痴っていませんか?
自分を、あるいは、子供やパパなど周囲を責めていませんか?

幼稚園に入る事は、目的ではなくて手段。
目的をかなえる手段はほかにも、いっぱいあります。

私も、本来の目的である、「子供が毎日を楽しく、生き生きと過ごす」ことができるように、自分ができることを実践していこう。

私立幼稚園に落ちた後日談

長女は5歳になりました。今は、認可保育園に通っています。

とても良い保育園で、長女は毎日楽しそうに通っています。

保育園なので仕事をしているママ・パパへの理解もあるし、あの私立幼稚園に落ちて良かった!と(強がりではなく)心から思えます。

また、私立幼稚園はコロナの影響で長期間クローズされたので、もしも長女があの幼稚園に入園していたら、わたしは仕事を続けることが難しかったことでしょう。

ことわざ、「塞翁が馬」を身にしみて実感しています。