苦楽園エリアの住環境が子育て世代に人気な理由を住民に聞いたよ

苦楽園小学校区エリアは子育て世代に人気です。住環境について、実際に苦楽園エリアに足を運んで調べてきました。苦楽園に住む子育て中のママにインタビューもしてきましたよ。

「駅近」より「山の上」

苦楽園は閑静な住宅街です。ちかくに高速道路もないし、電車も走っていません。

最寄り駅は阪急電鉄の苦楽園口駅ですが、徒歩15分以上の距離があります。国道からも離れています。大型トラックのクラクションで夜中に目を覚ますこともありません。

東京では電車通勤・通学が多いので家と駅の距離が重要になります。ここ苦楽園エリアで大切なのは「駅近」より「山の上」。

喧騒から離れ、眺望が優れる山の上に住宅街が広がっています。住民の方々は、自動車を利用する方が大半です。そのため、駅からの距離は大きな問題ではなさそうです。

車といえば、さすがは高級住宅街。セレブの街。外車率が高いです。苦楽園エリアを散策したところ、ポルシェ、メルセデス、BMWを頻繁に見かけました。フェラーリも走っていました。やっと国産車がいたーと思ったら、レクサスでした。

ゴミが落ちていない

タバコや空き缶が落ちているのを、ほとんど見かけませんでした。ゴミ出しのマナーもしっかりしています。

大都市では、「収集日ではありません」という貼紙つきのゴミを見かけること、ありますよね。そういう札つきの悪(ゴミ)を見ることは皆無でした。

買い物はどこでする?

苦楽園のふもと(坂の下)にスーパーが2つあります。関西スーパーとコープ苦楽園です。この2つのスーパーは徒歩で5分ほどの距離です。

関西スーパー

毎週月曜日は全品が10%割引きです。月曜日は朝9時のオープン時から混雑しています。1割引きって大きいですものね。まとめ買いする人が多いので、レジは渋滞しています。

スーパー前に子供が遊べる広場があります。子供を遊ばせている間に買い物をしているママもいます。

未就学児は、買い物前に遊ばせて、子供が遊びに満足したら買い物へ行くのが良さそうです。

ところで、関西スーパーって、みなさん、なんて呼びますか。「関スパ」という人もいれば、「関スー」っていう人もいますよね。

コープ苦楽園

駐車場が地下にあり、売り場と直結しています。雨の日の買い物に便利です。子供がいると、傘に買い物袋を持つと、ママの両手がふさがってしまいますからね。

お値段は関西スーパーより高めです。売り場面積が広く、たいていの物がそろいます。

コープ苦楽園の集会所では、子育て広場が毎月1回開催されています。予約せずに参加することが可能です。子供連れのママが集まるので、子育ての情報を共有できます。絵本や手遊びをする時間もあります。

公園など公共施設

関西スーパーとコープ苦楽園の中間ポイントに、樋之池公園と北夙川体育館があります。

北夙川体育館

北夙川体育館では、通年制の運動教室が開催されており、人気です。子供系のクラスは毎年抽選になることが多いです。「親子でリフレッシュ」や「幼児体操」のクラスがあります。

また、近年はシニア層に人気の「クォーターテニス」のクラスもきた夙川体育館では受講できます。

【関連記事】クォーター・テニスは、室内で安全。だから、子供も、高齢者も、ママも楽しめる

体育館には屋外プールが併設されています。利用期間は7月と8月です。ちょうど子供の夏休みと重なるので、シーズン中の週末は親子で賑わっています。

体育館には屋外テニスコートも併設されています。利用料金は平日2400円、週末3000円です。平日は予約がとりやすいです。

少し話は逸れますが、イトマンスイミングスクール西宮校のバスが、ちょうど体育の前で停車します。子供にスイミングを習わせている家庭が多いのが伺えました。

樋之池公園

北夙川体育館のすぐ隣が、樋之池公園です。

公園の名前の通り、公園には池があります。デートやワンチャンの散歩には最適です。朝や夕方は愛犬家の皆さんで賑わっています。

子供が遊べる遊具もあります。滑り台、ブランコ、砂場が揃っているので、未就学児の子供が体を動かすには十分な設備と広場です。

公園の道路を挟んですぐのところに、ローソンがあります。飲み物が買いたくなっても安心です。

【関連記事】充電できるコンビニ。ローソン西宮樋之池町がUSBポート有りでくつろげる

苦楽園ママに本音インタビュー

苦楽園に住むママ友(以下、苦楽園ママ)に、住環境について聞いてみました。

質問⑴「苦楽園に住むきっかけは?」
回答⑴「主人が職場(大阪)へ通勤できるエリアで、子育てに良さそうな環境を探したところ、苦楽園の環境が気に入って決めました。」

苦楽園ママのご主人は、大阪で働かれているそうです。ご自宅から会社まで車通勤されており、高速を利用して片道で35分ほどだそうです。

質問⑵「苦楽園のどんなところが好きですか?」
回答⑵「自然が多いところが好きです。あとは、すれ違う小学生が挨拶してくれるところも好きです。前に住んでいた地域(大都市)では、子供から挨拶してもらえることは、あんまりないことでしたから」

良い話ですね。苦楽園小学校が教育を頑張っているのか、家庭の躾けが良いのか。それとも環境が良いのか。うちの子供も、挨拶のできる子に育ってほしいものです。

 

質問⑶「普段、日用品の買い物はどこでしてますか?」
回答⑶「芦屋が近いので、芦屋によく行きます。阪急西宮ガーデンズに行くこともあります」

苦楽園は芦屋と近いのです。ちなみに、夙川駅と芦屋駅をつなぐバスは苦楽園を経由します。

 

質問⑷「苦楽園に住んでいて困っていることはありますか?」
回答⑷「特にないですね。強いて言えば、資源ゴミ(段ボール)の収集が月1回なので、アマゾンの段ボールが家にたまることかなー」

苦楽園ママは豪邸に住んでおられるので、段ボールの収納スペースはたくさんありそうですが、子供の知育を考えたこんな段ボールの活用法もあるよ。

まとめ

苦楽園ママの優雅な感じから、苦楽園での生活に大変満足している様子が伺えました。彼女の話では、この地域に不動産を買いたい方が多いそうで、「不動産売りませんか・貸しませんか?」というチラシが、頻繁にポストに投函されているとのことでした。

うん、このエリアに家を購入したい方が多いのも納得です。

関連記事

苦楽園でオススメのコーヒー屋さん