こちら、育児の現場です。3歳の子供を見ていると、子供の性格から学ぶことがあります。
過去のことを言わない
昔のことを、今になって持ち出してくる人。いませんか。
過去のことを、ネチネチ話してくる。嫌ですよね〜。
嫌ですよね〜、と書いていますが、自分のことだったりします。
過去のことで夫に嫌味を言ってしまいます。反省です。
先日も、「妊娠している私のすぐ隣りで、友達と一緒にタバコすってたよね!」と、4年ちかく前の飲み会での話を持ち出して、嫌味を言ってしまいました。
妊娠中の嫌な思い出って、消えないです。消えないどころか、黒い気持ちが年々と増幅します。
妊娠中の妻をもつ男性の皆さん。気をつけてください。
子供は、昔のことでグチグチ言ったりしません。
子供と「高い、たかーい」と遊んでいる時に、子供の頭を天井に思いっきりぶつけてしまったことがあります。2年ほど前の話です。
昨日、久しぶりに、高い高いを子供にしてあげたのですが、
「あの時、頭ぶつけたよね!」
と、子供は言いません。
覚えているのは、周りで見ていた大人です。
痛い思いをさせられた当の本人は、すっかり忘れています。
子供は「いま」に生きている
著書『多動力』が24万部越えのベストセラーとなったホリエモンこと、堀江貴文氏。彼が、テレビや著書で多用している言葉に、
過去にとらわれず、未来におびえず、今を生きろ
というフレーズがあります。
この言葉を体現しているのが子供ですね。
子供は、めちゃくちゃ「今」を生きています。
公園に遊びに行ったとき。子供は、ブランコに集中し、楽しんでいます。一方の私。
ブランコに乗る子供の背中を押しながら、「明日は、雨か〜。洗濯干してくればよかったな」と、過去にとらわれていました。
子供は、いつも上機嫌
日によって、機嫌が悪い人。いませんか。
私が勤めていた会社の上司(アラフォー女性)が、その典型でした。
機嫌が悪い時に質問したりすると、こちらが悪いことをしていないのに怒るんですよ。他の社員が見ているところで、延々と怒るんです。
自分の気分次第で怒る人を上司に持つと、本当に辛い。特に、入社したての頃は、上司に確認を取らないと仕事が進まないことが多いので、精神的に苦痛でした。
子供は、基本はいつも上機嫌です。
イヤイヤ期はありますよ。でも、それは、反抗しているのであって、話しかけづらいオーラーを周囲に放ったりしません。
見習おう、その素直さ
子供を一言で表すと、やはり「素直」ということつきます。思ってないことを言わない。
大人になると、思ってもいないことを言うひとがいます。素直じゃない人と付き合うと、面倒くさいです。「本当はどう思っているんだろう」と詮索する必要があるから。
その点、子供は素直。子供って、付き合いやすい性格してるな〜。