人間ドック(日帰り)を初めて受けた。所要時間や痛みについて。

3人子育て中、のりちゃんママです。

私は今年で満40歳になります。40歳といえば、、、

人間ドックです!

健康保険では通常、35歳のとき、そして40歳以降毎年の人間ドック費用を助成してくれますよね。

私は35歳の時は妊娠で人間ドックを受けるタイミングを逃してしまいました。

ですので、40歳にして初めて人間ドックを受けることになりました。

人間ドックの予約をする

人間ドックを受けるにあたり、最初にきめることは、どこの施設で人間ドックを受けるかです。

私が加入している健保のホームページを見ると、提携している医療施設は数多くあります。

悩みましたが、最終的に神戸市にある神戸海星病院で人間ドックを受けることにしました。

夫がこちらの病院で人間ドックを過去に受けたことがあって、彼から良い口コミを聞いていたのが決め手になりました。

インターネットで沢山の口コミを読むことはできる世の中ですが、身近な人からの情報がやっぱり信頼できますよね。

さっそく神戸海星病院に電話して人間ドックの予約をします。一番早い日程でも空いていたのは10日先でした。

病院に電話予約をした後は、今度は健康保険会社に人間ドックを予約した旨をFAXで連絡します。

自宅にFAXがないのでコンビニへ。

神戸海星病院に電話予約した翌々日に封書で自宅宛に問診表が届きました。初めての人間ドック、緊張します。

人間ドック当日

育児、仕事、家事で慌ただしく過ぎる毎日。

あっという間に人間ドック当日を迎えます。前日の夕方6時に夕食を済ませ、以降は固形物は食べていません。いつもは朝食をたっぷり食べているので、朝に何も食べることができないのは寂しい。

私の人間ドックの予約時間は朝8:45でした。

阪急電車で神戸海星病院へ向かいます。中学生がたくさん乗っていて、自分の子供たちの将来の姿に重ねたりして。私も歳をとったなぁ。

神戸海星病院に到着。まずは総合受付に行き、それから人間ドックを管理している健康管理センターに向かいました。

健康管理センターの受付では、自宅で記入してきた問診表、それから、事前に採取した便を渡します。

案内に従って更衣室で検査着に着替えます。

検査着に着替えると、最初に簡単な問診を受けました。ここでは、

  • 事前に記入した問診表の確認
  • オプション検査の確認

をしました。

私はせっかく人間ドックに来たのだから、自分に関係ありそうなオプション検査は一通り受けることに決めていました。

オプション検査で追加したのは、

  • 乳がんの検査(マンモグラフィー、乳腺エコー)
  • 腸内フローラ
  • 骨密度検査
  • ピロリ菌抗体検査
  • アレルギー検査

の5つです。

初めての胃内視鏡検査

人間ドックの中で、私が最も緊張したのは胃内視鏡検査(胃カメラ)です。

神戸海星病院の人間ドックでは口から胃カメラを通します。

検査の時に希望者は鎮静剤を使用することができます。使用する場合は、当日は車の運転ができないのと、検査のあとに1時間くらい横になって休む必要があります。

私の夫は鎮静剤を使用しないで胃カメラ検査をしました。彼から「苦しかった」という話を聞いていたので、私は鎮静剤を使用することにしました。

鎮静剤を使用すると副作用の心配もあるので、使用するかどうか検査ギリギリまで悩んだのですが、結論から言うと、鎮静剤を使用して良かったです!

検査の流れとしては、鎮静剤を血管から流す前準備として、看護師さんが右腕に注射をして血管の確保。

それから、胃の中の泡を消す消泡剤を飲みます、

紙コップに満タンに入った液体(消泡剤)。看護師さんからは「ご自身のペースで飲んで大丈夫ですよ」と言ってもらえましたが、私は一息で飲み干しました。

消泡剤を飲んだ後、いよいよ検査室へ移ります。

照明が落とされた薄暗い検査室。ここで仰向けで寝た状態になります。看護師さんが私の口の中にゼリー状の液体を流し込みます。これを飲み込まずに3分我慢。

3分たったらゼリーをゴックンと飲み込みます。

ゼリーを飲み込んだら医師が登場。それと同時に、看護師さんが私の口にマウスピースを挿入。

看護師さん:「鼻から息を吸って、くちから履いてくださいね」

私の意識はここで途切れました。気がついたら検査は終わっていました。

検査後、15分くらい眠っていたそうです。

鎮静剤の効き目、すごいです。

60分くらいは横になって休む必要があるそうで、目をさましてからもウトウトと休みます。

来年の人間ドックも鎮静剤使おうと心に決めました。

ただ、人間ドックを受けた日の午後。とくに夕方は眠くて仕方がなかったです。眠さをこらえて、夕食の準備や子供の世話は辛かったです。

翌日はいつもどおりの体調でした。

子宮がんの検査

今回の人間ドックでは、オプションで子宮がん検査を追加しました。

子宮頸部細胞診で、子宮の頸部(入り口)の粘膜から細胞を採取して観察する検査です。

検査してくれる医師は女性の先生でした。良かった。

私が最後に内診を受けたのは、第三子の出産した後、1ヶ月健診。もう3年前になります。

検査着のズボンに下着(パンツ)を脱ぎ、内診台に座って足を広げます。カーテンの向こう側に医師と看護師さんが。

久しぶりの内診台で緊張しました。

検査そのものは、1から2分くらいで終わりです。

乳がんの検査

乳がんの検査もオプションで追加しました。マンモグラフィーと乳腺エコーの両方検査してもらいました。

マンモグラフィー検査は別記事で詳しくまとめました。

マンモグラフィー検査、ものすごく痛いのではないかと悪い方に想像を膨らませていたのですが、実際に検査を受けた感想としては、想像より痛みは少なかったです。

人間ドックの所要時間

仕事をしている人間にとっては、人間ドックでどのくらい時間がかかるかも事前に気になりました。

今回の人間ドック、私は胃カメラで鎮静剤を使用しました。そのため、60分くらい余計に時間がかかっています。

またマンモグラフィーや子宮がんの検査もオプションで追加しました。

それで、今回の人間ドックの所用時間ですが、朝8:45に病院で受付をして、すべての検査が終わって受付で支払いを完了したのは12:45でした。ちょうど4時間ですね。

検査と検査の間で待たされることがほとんどなく、まるでベルトコンベヤーに乗って流れているかのごとく、機械的かつスムーズに検査は進みました。

一通りの検査をして、しかも、胃カメラは鎮静剤をつかってもトータルで4時間で済んだ。想定していたより早く終わって良かったです。

すべての検査が終了して受付で支払いをした時、「内視鏡検査を受けられた患者さんへ」という用紙を手渡されました。

この紙にを見ると、「今回の検査で生検はしていません(観察のみ行いました)」にチェックが入っていました。

胃カメラ検査で必要がある場合は生検をすることに同意していたのですが、生検をする必要はなかったので安心しました。

これからは毎年人間ドック

病気の早期発見の観点から、40歳以降は毎年の人間ドックが推奨されています。だから健康保険も費用を助成してくれるんですよね。

初めて人間ドックを受けてみて、怖かった胃カメラやマンモグラフィーも想像していた以上に苦痛が少なかったです。

来年以降、毎年忘れずに人間ドックを受けようと思います。