風邪じゃなくて肺炎だった。通院治療で症状が完治。ついでに卒乳。

CRP when I got pneumonia

授乳期間中に肺炎になりました。仕事・育児の合間に通院して治療しました。抗生物質を服用する必要があリ、卒乳となりました。熱・咳に苦しんだ肺炎完治までのヒストリーです。

肺炎の症状。風邪じゃなかった。

体調を崩した当初は、風邪だと思い込んでいました。

看護師をしている実母の口癖が、

「風邪の特攻薬はない」
「風邪をひいている時に病院へ行くと他の病気に移りやすい」

でした。

実母の影響をモロに受けて育ったワタクシです。風邪をひいたら水分をとって安静にするのみ。

水分、水分、水分。
安静、安静、安静。

1日経っても、2日経っても、症状が改善しません。

胸が痛い咳

症状で辛いのは咳(せき)でした。

この咳、胸の奥底から出てくる深みをもった咳です。そして、息をするときにヒューヒューと音がするんです。

咳をするときに、背中がピキーンと痛くなるのも感じました。

40度オーバー、ありえない高熱

私は酷い風邪をひいても38度を超えることは滅多にない。

しかし、今回の症状は39度台の熱が続きました。あるときは40度という目を疑う数値を体温計が示しました。

赤ちゃんの発熱じゃないですよ。

30代の大人が40度の熱って。死にますよ。

あまりに症状が辛いので、夫に「ドラッグストアで総合風邪薬買ってきて」とお願いしました。

30分後。

「頭痛・歯痛・生理痛に効く痛み止め」を買ってきた夫。

総合風邪薬って言っただろー、とキレる力も私にはなく。仕方ないので痛み止めを飲みました。

【通院①】内科を受診。診断は「肺炎」

クスリ〜、クスリが欲しい!

このままでは死んでしまいそうだったので内科を受診することにしました。

呼吸器系が専門の病院をみつけた

この日は土曜日です。今日を逃したら、明日はどこのクリニックも閉まっている。

土曜日なら午前中だけ診療しているクリニックが多いです。薬なしで日曜日をサバイブする自信はない。

「内科」と「最寄り駅」で検索すると、いろんな病院が出てきます。

病院さがしにあたって私が注目したのはドクターの専門性でした。大腸が専門だったり、咽喉が専門だったり。

自分の症状でもっとも酷いのは、「咳」です。そこで私が呼吸器系が専門のドクターが院長をつとめるクリニックへ行くことにしました。

振り返ってみれば、この判断がナイスジャッジだった。

病院へ到着。問診票を記入

お金をケチっていられないので、タクシーで病院へ向かいます。病院到着後に熱を測ると38.9度でした。

問診票に症状を記入します。

【問診票の質問事項】

Q.妊娠中または妊娠の疑いがありますか?

ノー。

Q.授乳中ですか?

イエス。

この病院では、初診の患者さんは尿検査をするとのことで、トイレで尿を採取。

水分がたりていないのか尿が全然でないので焦りました。

気合いで出した尿。見てみると、普段より色が濃いです。私の身体、どうなっているの。

診察とレントゲン撮影

待合室でまつこと30分。ようやく私の順番が回ってきました。

院長先生が聴診器で私の胸の音を聞きます。この日、私は長袖スエットの上下で来院しました。

先生、聴診器を服の上から当てて音を聞いています。これで聴けるの?と不安に思いました。最近の聴診器は性能が良いんですかね。

医師:「レントゲン撮りましょう」

レントゲン室へ案内されます。

看護師さん「下着に金具が付いている場合、外してくださいね」

授乳用ブラだったので、ラッキー金具はついていない、と思いきや。ストラップの部分に長さを調節できる金具がついているのを思い出します。

ブラを外す力さへ節約したい体力のなさ。

私の用意ができると、院長先生がレントゲンを撮影。数秒で終わりました。

「肺炎」と診断される。断乳確定。

撮影したレントゲンを見せてもらいました。

自分の肺の写真をみるのは生まれて初めての経験です。肺と一緒に写っている心臓が大きくてビックリしました。

医師:「左の肺が白く炎症しています」

抗生物質を飲んでもらう必要があるので、その間は授乳は控えてください。

血液検査

右腕から血液を採取。怖がりの私は針がささるところを見ることができないので、横をむいて目をそらしていました。

血液検査の注射針って地味に痛いから嫌い。

入院はせず点滴

血液検査に引き続き、点滴です。

看護師さん:「点滴するのはベッドとソファどちらを希望ですか?」

どちらか選べるなんて贅沢。私は点滴しながらスマホを見たかったのでソファを選択。

点滴は30分くらいでおわりました。

診療明細書で確認したところ、点滴したのはロセフィン静注用1gという薬でした。感染症や炎症の原因となっている細菌を殺す働きがあります。

肺炎で病院から処方された薬

欲しくて、欲しくて、たまらなかった薬。いっときは無関係な痛み止めを夫からもらった。でも、今回は

  • ジェニナック錠200m (細菌感染症の治療)
  • リン酸コデイン散1%「メタル」 (咳を鎮める)
  • ロキソプロフェンNa錠60mg「サワイ」 (痛みや炎症を抑える)
  • レバミピド錠100mg「サワイ」 (胃の粘膜を保護)
  • ピーエイ配合錠 (鎮痛・解熱作用)
  • カルボシステイン錠500mg「サワイ」 (痰の切れをよくする)

6種類もの薬を5日分処方されました。

飲むタイミングは食後毎回飲むもの、夜だけ飲むもの、朝・夕だけ飲むのも。薬によって違います。

<医師からの指導>

  • 栄養のある食事をとること
  • 安静にすること
  • 薬を処方された通りに飲む事

【通院②】肺炎とCRP値

CRP when I got pneumonia

2回目の通院です。二日前の土曜日に採取した血液検査の結果を聞きに行きました。

処方された薬を服用したおかげでしょうか、体調はだいぶ改善しました。熱も37度台に下がりました。ただ咳が出ます。

血液検査の結果をいただきます。検査項目の一番上に、CRP定量というものがあります。

CRP定量:炎症反応をしらべるためで、健常な人であれば0.30mg/dL以下

私の測定値は、4.17mg/dLでした。基準よりだいぶ高いです。

この日も、点滴を受けて帰宅しました。点滴したのは前回同様、ロセフィン静注用1gでした。

<医師からの指導>

  • 薬の服用を続けること
  • 2日後に通院すること

【通院③】再びレントゲンと血液検査

自分の体のことなので、回復しているということは感覚的によくわかります。

私に嘘やマコトを吹き込んできた実母(看護師)が、

「肺炎はしっかり治したほうがよい」

と珍しく真摯なアドバイスをしてきたので、まじめに通院します。

3回目の通院です。この日は、治療の効果がでているか確認するためにレントゲンと血液検査をしました。

4日前にもレントゲンを撮影したばかりです。

私:「先生、こんなに連続してレントゲン撮影して大丈夫なんですか?」

先生:「問題ないです」

先生は苦笑してました。

レントゲンを撮り終わると、4日前に撮影したレントゲン写真と比較して治療の効果が出ていることを確かめます。

治療前:肺にかかった白いモヤで心臓の一部が見えなくなっていた

治療後:肺にかかった白いモヤが消え、心臓がくっきり見える

<医師からの指導>

  • 薬は最後まで飲みきること
  • 今日の血液検査を2日後に聞きに来ること

【通院④】改善したCRP値

CRP when I recover from pneumonia

2日おきの通院もいよいよ最後です。

この日は血液検査の結果を聞きに行きました。

待合室で順番をまっている間、私の通う病院が紹介された雑誌に目をとしました。

私がお世話になっている院長先生はガンの緩和ケアで著名な方であることが判明。

この待合室で待たれている方のなかにはガン治療で通われているかたもいるかもしれないんだなぁ。

血液検査の結果、CRPは0.53mg/dLでした。

基準値は超えているものの、症状がピークだった頃の数値(4.17mg/dL)くらべて大幅に下がっています。

薬はもう飲まなくて良いと言われ、心底ほっとしました。

<医師からの指導>

  • 肺炎の病み上がりなので、無理しないこと。

肺炎治療で感じた服薬のストレス

二日目、三日目ともなると精神的に辛くなってくる。

粉の薬が苦手ですした。飲みなれていないので、喉でゲッなる。味も苦くて美味しい食事の余韻も台無し。

薬の副作用で便秘ぎみになるのも不快でした。

便秘対策として薬剤師さんから「水分をいつもより多めに飲むように」と指導されたので、いわれた通りにしていましたが、副作用には勝てず。

肺炎ってうつるの?

私には子供が3人います。

肺炎治療中も育児、家族の食事づくりは私の担当です。

肺炎が抵抗力の未熟な子供にうつらないか心配でしたが、うつることはありませんでした。

私が家庭で気をつけていたのは、

  1. 咳がおさまるまではマスクを常にする
  2. 手洗いうがいを頻繁にする

の2点です。

肺炎になった原因

肺炎というと、お年寄りがかかるイメージでした。私は滅多に風邪をひくこともない健康がウリの30代なのですが、肺炎になった。

(年甲斐もなく)運動しすぎた

肺炎にかかる10日ほど前、テニス合宿に参加して、普段とは比べものにならないほど疲労しました。

合宿2日間で計12時間もテニスをしたのです。普段は1週間に2時間しかテニスしていないのに。

身体が疲れていて、抵抗力が落ちていたと思われます。

授乳で睡眠不足だった

生後10ヶ月の息子が夜泣きします。

夜中に何度も起こされて、そして授乳する。出産してから10ヶ月、慢性的に睡眠不足だったので免疫力が低下していたと思われます。

肺炎になって得したこと

肺炎のおかげで痩せた

肺炎で丸二日間なにも食べることができませんでした。そのため2kg痩せました。おかげで産後太りが解消され、体重が妊娠前より軽くなった。

肺炎のおかげで卒乳できた

第三子が生後10ヶ月。そろそろ断乳したいと思っていた時期にママである私が肺炎になりました。

抗生物質を服用する必要があったので半ば強制的に断乳せざるをえない状況になりました。

急に断乳すると、胸が張って痛くなります。
今回は肺炎で食事を丸二日ほど取れていなかったので、私の体は母乳をつくりだす元気もなく。

いきなり断乳したのにもかかわらず、胸の痛みや乳腺炎といったトラブルとも無縁で卒乳できました。

母乳は便利だし、子供にとっても最高の栄養と知っているので、卒乳しようとおもっても実行に移すのが難しいんです。

肺炎をきっかけに卒乳できてよかった。

肺炎は本当に苦しかったです。もう2度となりたくありません。

ABOUTこの記事をかいた人

兵庫県西宮市に在住する30代女性です。子育て・インバウンド、英語に関するテーマを中心に情報発信しています。詳しいプロフィールは画面上部の「サイト運営者」をお読みください。