妊娠中の痔が超怖い体験談。出産に向け、便秘予防にできること。

第3子を妊娠中の筆者。経過は順調で、お腹が大きくなってきました。いまの私が最も恐れていること。それは「痔」です。大きな声では言えませんが、1人目を妊娠したときに、「いぼ痔」で痛い目をみました。

妊娠中に人生初の「痔」を経験

さかのぼること4年前。第1子の妊娠9ヶ月のことです。なんとなく、お尻に違和感がありました。

お腹がだいぶ大きくなっていたので、赤ちゃんの重さによる圧力が原因かな、と呑気に構えていました。

しかし、このお尻の違和感が痔獄(じごく)行きの予兆だったのです。

違和感を感じて数日経った頃、肛門付近に激痛が走りました。ちょうど妊婦検診の予約が入っていた日だったので、助産師さんに内診のついでにお尻付近も診察してもらいました。

助産師:「あー、痔ですね」

と軽い一言。

この私が「痔?」。ショックを受けました。

それまでの約30年間の人生で、痔になったことは一度もなかったのです。

痔に〜はボラギノール♪のコマーシャルをテレビで見ては、自分とは無縁のものと思っていました。

痔になった妊婦、肛門科で診察を受ける

妊婦が痔になったら肛門科へ行くメリット

「痔かな?」と悩んでいる、読者のアナタ!今すぐ、肛門科へ行きましょう。

産婦人科でも助産師さんや医師に痔は診てもらえて薬も処方してもらえますが、個人的には痔の専門家の医師に診察してもらうのが最適だと思います。餅は餅屋です。

ひとくちに「痔」と言っても、切れ痔、いぼ痔、などなど色々な種類があります。正確な診断をうけるためにも専門医のほうが安心だと考えるからです。

私の場合、助産師さんからのアドバイスは「ドラッグストアに行け」でした。

言われた通りにドラッグストアに行きましたが、どの薬を選べば良いかわからなかったので肛門科へ行きました。

専門医へ行けば、妊娠中でも使える薬なのかどうか、妊婦が一番ききたい点を相談できるのが最大のメリットでした。

肛門科で診察を受けて言われたこと

できれば女医さんがいる病院が良かったのですが、女医さんがいる病院は予約が一杯。

お尻の痛みも限界に来ていたので、背に尻は変えられない。男性の先生が院長をしている個人クリニックへ行きました。

医師:「血栓性外痔核です。お尻にできた血豆みたいなものです」

血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく)。簡単にいってしまえば、いぼ痔の一種。お尻にできた硬い豆のようなもの(血栓)が激痛の原因というわけです。

医師からは、

  • 座薬タイプの薬を処方するので、朝・夕と使うこと
  • トイレで5分以上力まないこと

の2点をアドバイスされました。

医師:「あなたの場合、出産すれば治りますから。わはは」

この「痔」を抱えながらの出産になるの?ただでさえ怖い初出産に大きな爆弾を抱え込んでしまいました。

夫に隠れて痔の自宅治療

ネットで検索すると、血栓性外痔核の改善には患部を温めるのが効果的と書いてありました。温めることで血の塊を溶かすためです。

夏の時期だったのですが、激痛で動けない私は夫にホッカイロを探してきてもらって、お尻に貼っていました。

「さずかり婚」の私たち夫婦。痔になった時は、まだ新婚4ヶ月の頃。とてもじゃないけど愛するダーリンに痔のことは言えず。「腰が痛いから温めたいの。うふふ」と苦し紛れのウソをつきました。

温めることに関係するのですが、血栓性外痔核の改善には、シャワーだけで済まさずに、湯船で身体を温めることも効果があります。

そこで、痔の痛みが改善するまでは、普段よりお湯を浅めに入れて長めに湯船に浸かっていました。

「医師から処方された座薬タイプの薬」、「ホッカイロ」、「湯船」によって、血栓性外痔核を発症してから1週間ほどで痛みが和らぎました。2週間もすれば、ほとんど痛みを感じなくなりました。

痔は種類によって対処法が違う

私の場合は、血栓性外痔核という痔でしたので、上述したように温めることで症状が改善しました。

痔には複数の種類があって、おのおの対処法が異なります。

自己判断しないで、痔の専門家に診察をうけるのが痔の痛みや不快感をなくす近道です。

妊婦の便秘予防に「なた豆茶」

どんな種類の痔であれ、便秘は痔の大敵です。

私は普段から適度な運動と食物繊維の多い食事に気を使っていて快便タイプなのですが、それでも妊娠中は便秘気味になってしまいます。

そこで。

便秘予防に愛飲している飲み物がこれです。

「丹波なた豆茶」です。

ノンカフェインのお茶を探している時に出会いました。

これまで3回の妊娠を経験しましたが、ノンカフェインのお茶で、お通じの改善効果を一番感じたのが、こやま園の「なたまめ茶」です。

お通じの改善だけでなく、アレルギー性の鼻炎や花粉症の改善にも効果が高いです。デメリットがあるとすれば、お値段が一般的なお茶と比べると高いことでしょうか。

妊娠中の限定期間だけは、値段を度外視して飲んでいます。だって、あの痔の痛みは二度と経験したくないから。陣痛の痛みはスッカリ忘れましたが、痔の痛みは痛切に覚えております。

このブログを書いている間も、「なた豆茶」を飲みながら書いています。

妊娠25週に入りましたが、いまのところお通じは順調ですよ。プレママでカフェインレスのお茶を探している方、是非いちどお試しを〜。

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