おむつかぶれ、させません。助産師さん直伝の「水道水コットン方式」はオシリに優しい

赤ちゃんのオシリのケア。悩んでいませんか?今回は、聖路加産科クリニック(現:聖路加助産院マタニティケアホーム)の助産師さんから教えてもらったケアの方法を大公開します。

この方法で、我が家の子供は二人とも、オシリがかぶれたことはありません。新生児・乳児期はオムツ交換の回数が多いです。デリケートな赤ちゃんのオシリ。かぶれさせたくないママ必見です。

水道水で濡らしたコットンでふく

助産師さんから教えてもらった赤ちゃんのお尻ケア。その方法は、とてもシンプルでした。

オシッコだけの時:オムツを交換して終了。ふきません。
ウンチの時:水道水で濡らしたコットンでふき取る。

これだけです。

ポイントは、濡れている状態で市販されているオシリふき、ではなくて、ドライなコットンを水道水で濡らして使用するということです。

水道水といえば、最近の医療は、「傷口は水道水で洗って清潔に保つ」のが一番良いそうです。これも、聖路加の助産師さんから聞きました。

実際、聖路加産科クリニックで出産した際、会陰の傷もシャワーやビデで清潔に保ち、特に消毒はしませんでした。

出産時にできた会陰の傷を医師に縫合してもらいました。その縫合箇所。産後は定期的に傷口のチェックをしてくれましたが、とくに消毒液はもちいませんでした。医師から言われたのは、「トイレのビデやシャワーで綺麗に洗ってくださいねー」でした。

daccoの「おしりふきコットン」がおすすめ

さて、赤ちゃんのオシリも、水道水で濡らしたコットンで清潔にしてあげましょう。各メーカーのおしりふきコットンを試しました。私がベストと感じるのは、daccoの「おしりふきコットン」です!

daccoの「おしりふきコットン」がお勧めな理由は3つあります。

毛羽だたない

daccoの「おしりふきコットン」は毛羽立ちません。もっと安い他のメーカーのコットンを使用した時に、コットンの細かい毛が赤ちゃんの皮膚についてしまったことがありました。コットンが毛羽立つと、オムツ替えで時間がかかってしまい、イライラします。

新生児の頃や、月齢が低い時は、ウンチの回数も多いです。日に何度もオムツ替えをすることになるので、コットンは毛羽立たないものを選びました。

厚手なので少ない枚数で事足りる

daccoの「おしりふきコットン」は厚手です。しっかり生地なので、少ない枚数で済みます。

生地がヨレヨレしているコットンだと、濡らした時に使いにくいです。そして、薄手コットンだと、お尻をふいている最中に、うぎゃー、ウンチが手に付いちゃったよー、という事態になりかねません。

使いやすいサイズ

daccoの「おしりふきコットン」の大きさは、8cm X 12cmです。片手に、ちょうど収まるサイズで使いやすいです。

ドラッグストアに行けば、すでに濡れているオシリ拭きは、たーくさん販売していますが、乾いているコットンを販売しているドラッグストアはすくないのですよー(泣き)

1人目育児のとき。ドラッグストアで赤ちゃん用コットンを置いてなかったので、仕方なく、お化粧用のコットンを買って赤ちゃんおオシリをふきました。そのサイズ、4cm X 4cm。小さすぎた。

以後、おしりふきコットンは、ネットでまとめ買いして、自宅にストックしています。

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コットンをどのくらい濡らせば良いの

コットンを2〜3枚手に持ちます。そして、蛇口から流れる水で、コットンをジャッと濡らします。

私は、コットンの半面を濡らすようにしています。コットンを手で持っている部分は濡らしません。

ビショビショに濡らさないようにしてくださいね。ウンチが綺麗にふきとれるくらいにコットンが濡れていればオーケーです。感覚としては、食後に「濡れたタオルで汚れた口を拭いてあげる」感じです。

お尻をふく時は、使用した箇所を内側に折りたたみながら拭いていくと、コットンの両面を効果的に使えます。ウンチを拭いた箇所を内側に折りたたんで、汚れていない箇所で拭いてあげる。何回か試している間に、コツをつかめますよ。

お尻ナップを使うとき

我が家では、市販されているお尻ナップ(すでに濡れているコットン)は、自宅では使いません。使うのは外出の時と保育園です。

お尻ナップは、お出かけ用のバッグに入れてあります。外出中は、水道水が使えない場所でオムツ替えをすることもあります。そんな時、お尻ナップは、すでに濡れているので便利です。

また、保育園でもお尻ナップを使っています。長女の保育園では、コットンを水道水で濡らしてふく方式に対応してくださっていますが、次女の保育園では、毎回水道水で濡らす対応はできないと言われました。

確かに、保育士さんが水道水で濡らしに行くのは負担が大きいですよね。我が家の場合、保育園に入園する頃には、ウンチの回数も少なくなっていたので、問題ありませんでした。

かぶれ対策、他にも出来ること

「水道水コットン方式」の他にも、かぶれ対策として、次のことに気をつけましょう。

こまめに交換

オムツ交換は、こまめに実施しましょう。特に、ウンチの時の長時間放置は防ぎたいです。赤ちゃんが泣いている時は、まずはオムツをチェックしてくださいね。

オシリは乾かしてあげる

適度にコットンを濡らした場合は問題ありません。しかし、もしもコットンを濡らしすぎてしまった時は、オシリがビショビショに濡れてしまうことも。

拭いた後に、オシリが濡れている状態の時は、最後に乾いた清潔なコットンや布で拭いてあげましょう。

まとめ

以上、助産師さん直伝の「水道水コットン方式」でした。新生児の頃や、保育園入園までのウンチ頻繁期に、水道水コットン方式で、赤ちゃんのお尻を守ってあげましょう。