1歳の次女がRSウイルスに感染していました。発熱してから5日目に病院へ連れて行って判明。一時的に熱が下がったので、病院へ連れていくのが遅くなってしまいました。反省。
病院へ連れていくまでの経緯
10月15日に発熱してから病院へ連れていくまでの経緯をまとめると、
15日(日)夕方に発熱(38度台)
16日(月)鼻水・咳・熱(38度台)
17日(火)鼻水・咳・熱(38度台)
18日(水)鼻水・咳
19日(木)鼻水・咳・熱(39度台)
⇨病院でRSウイルスと判明
20日(金)鼻水
ご覧のお通り、10月18日(水)に、一時的に熱が下がったのです。このため、病院へ連れていくのが発熱から5日目となってしまいました。
当初、風邪のような症状だったので、自宅で安静にしていれば良いと判断しました。
保育園は月・火・水とお休みしていて、10月19日(木)の朝も熱はなかったので、保育園に連れて行きました。
次女と別れて15分後に保育園から電話がありました。
「お熱が39度ありますので、お迎えに来てください」
うっそーん。保育園にダッシュで戻り、そのまま病院へ行きました。
かかりつけ病院でRSウイルスと判明
お世話になっている小児科医O先生の元へ。子供の症状を話すなり、「RSウイルスとアデノウイルスの検査をしましょう」と言われました。
ちなみに、インフルエンザ検査はしませんでした。「熱の高さからいってもインフルエンザではなさそうだし、そもそも、発熱から5日経過しているので、インフルエンザだとしても出来ることはない」との話でした。
鼻水が出ている次女の鼻に、綿棒を入れるO先生。慣れた手つきです。
私と次女は診察室をいったん出て、待つこと10分くらいで結果が出ました。
結果は、
- RSウイルス=陽性
- アデノウイルス=陰性
でした。
話は逸れますが、このO先生はとても信頼できるドクターです。
信頼ポイントその1:子供目線で診察してくれる
聴診器で診察する際は「ポンポン、するよー。冷たくないかなー」と言ってくれます。予防注射の時は、「頑張ったねー、えらいねー」と褒めてくます。
待合室だけでなく、診察室にもアンパンマンDVDを流してくれているのも、子供目線です。
信頼ポイントその2:必要に応じ、専門医(耳鼻科や眼科医)や総合病院の受診をすすめてくれる
「耳を痛そうにすることがあれば、耳鼻科で中耳炎を調べてもらってください」や「高熱が続いているので、総合病院で尿路感染症の詳しい検査を受けましょう」というように、必要な検査を適切に勧めてくれるのです。
O先生は、東大医学部卒で、大病院での勤務経験やアメリカへの渡米経験もある、素晴らしいキャリアをお持ちです(横柄なところは全くなし)。
そして、米国の医師免許もお持ちです。外国人の患者さんにも対応できますね。
腕が良くて、信頼できる小児科医が身近にいてくれるのは、安心感があります。今回も、見事に感染症を発見してくれました。O先生ありがとうございます。
RSウイルスについて
厚生労働省のホームページによると、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の子供がRSウイルスに少なくとも1度は感染するそうです(参照:http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html)。
RSウイルスの症状としては、軽い風邪のような症状から重い肺炎まで様々です。初めて感染した場合は症状が重い傾向にあリ、我が家の次女は、今回が初RSだったのでしょう。
ホクナリンテープ
RSウイルス感染症には特効薬はなく、治療は基本的には対症療法(症状を和らげる治療)を行うそうです。
O先生は、「飲み薬」「解熱剤」そして「ホクナリンテープ」の3つを処方してくださいました。
ホクナリンテープは、皮膚に貼り付けるシールです。サイズは1cm角くらい。小さいです。
このテープがゼイゼイする咳をおさえてくれます。どうして、皮膚に貼るだけで、ゼイゼイを抑えるのか?
製造元であるマイラン社のホームページでは、次のように解説されています。
ホクナリンテープに含まれている有効成分が皮膚から吸収されて、皮膚の下にある血管に入り、血液の流れで気管支まで運ばれることで、気管支を広げる働きをします。
次女は、ここ数日、痰がからんだような咳で寝苦しそうにしていたのです。もっと早く病院へ連れて行けば、薬とホクナリンテープで苦しさも軽減してあげられたのに。ごめんよ、次女。
本格的な冬を迎えるにあたり
1歳の次女は、今年の4月から保育園に通園を始めました。この冬が、保育園児としてむかえる初めての冬です。感染症が流行る時期。気を引き締めて冬を乗り越えたいです。