家族で朝食を食べていたいつもの朝。パンをかじっている最中に奥歯が
「ジャリッ」
と言いました。
痛みはありません。ただ、奥歯がグラグラして変な感じ。
最後に歯医者にいったのは約1年半ほど前。歯のクリーニングがてら検診に行くことにしました。
この記事の見出し
出産から1年半、奥歯が折れました
歯医者に行ったら衝撃の事実が判明。
「歯が折れています」
先生の話では、左上の奥歯が真ん中から割れているとのこと。歯の骨折です。
骨折した歯は、ずいぶん昔に虫歯治療をした歯で神経がない歯でした。神経がない歯は弱いので、今回食パンを噛んでいる最中に折れた、ということでした。
不幸中の幸いにも、折れた歯の半分は除去し、半分は残せることになりました。欠けた歯の箇所には差し歯を入れることになりました。
差し歯を何の素材で作るかが問題になってきます。あとで詳述するように、私はジルコニアという強度の強い素材でつくることにしました。保険適用外なので1本10万円という高価なものです。
骨折以外にも他に2本の虫歯があった
奥歯の骨折の他に、虫歯が2本あることが判明しました。それも、かなり進行した虫歯です。
1年半ほど前に歯の検診とクリーニングをしました。この時は、虫歯はなかったのに。
その当時は第三子を妊娠中でした。
歯が折れたり、虫歯が増えたり。妊娠・出産の影響はあるのでしょうか。
歯の骨折に虫歯。妊娠・出産の影響はあったのか
歯科医の先生に、1年半前には歯に問題がなかったのに、急に虫歯に歯の骨折。妊娠や出産の影響はありますか?と質問してみました。
先生の回答では、
- 噛み合わせが悪い
- 食生活の変化
- 噛む力が強い
が骨折・虫歯の直接的な原因だろうとのことでした。
特に歯の骨折については、神経がない歯でもともと弱い歯だったところに強い噛む力が働いて折れた、というのが先生の見解です。
噛む力が強いと言われ、思い出したのが顎関節症になっていたことです。
歯が折れる数年前に、顎関節症になり口を開けにくくなりました。この時は、歯をギュッと食いしばり過ぎるのをやめるように歯科医に指導されました。
関連記事:口が開かない!妊婦が顎関節症になった
保険適用外、ジルコニアで歯をつくった理由
折れた歯。そして虫歯治療した歯。計3本の歯を詰めることになりました。
歯を何の素材で作るか?
私は噛む力が強いので、強度が強い素材がよかろう、ということでジルコニアという素材で歯をつくることにしました。
自由診療なので費用は歯科医によって異なるとおもいます。私の場合は1本10万円です。3本なので合計30万円。
気の遠くなるような価格ですが、歯は毎日使うものなので、自分にとってベストな素材を選びました。
ジルコニアの差し歯が入った感想
さて、ジルコニアの差し歯の感想です。
まず見た目。これは100%満足です。一見して差し歯とはわかりません。
ジルコニアは色の白さの度合いを選べるので、元来の歯の白さにちかいものをチョイスできます。
差し歯がはいったのは奥歯なので、他人からはもともと気が付かれにくい場所ではありますが、それでも見た目がもとの歯に近いというのは嬉しいポイントです。
噛みごごちについて。左右の奥歯に差し歯が入りました。
噛み合わせを調節してもらったのですが、右の奥歯は2週間たった今でも、なんとなく高さが気になります。
これはちょっと経過観察してみます。噛み合わせが悪いと、頭痛や肩こりの原因にもなるって聞きますしね。
産後もっと早く歯科検診に行けばよかった後悔
妊娠中は歯科検診の助成券が自治体から支給されます。
私も大きいお腹をかかえて妊娠後期に歯科検診に行きました。
妊娠中の歯科検診で問題なかったので油断していました。産後は育児や仕事復帰で忙しく、最後の検診から1年数ヶ月をあけての受診となりました。
出産直後は赤ちゃんのお世話でママの食生活は変わります。私の場合は、夜中に間食し、そのまま歯磨きせずに寝てしまう、、、なんてことが結構な頻度でありました。
産後、もっと早く歯科検診に行っておけば、すくなくとも虫歯2本については早い段階で見つけることができたとおもいます。
歯科医に勧められた歯磨きペーストに変えました
今回、差し歯が3本も入りました。
80歳までに健康な歯を20本残せるのか。到底自信がないのですが、日々できることから始めます。
歯科医に勧められた歯みがき剤に変えました。
私の歯は着色しやすいと言われました。コーヒーや紅茶を飲んだ後に口をゆすぐように指導されました。くわえて、これまで使っていた歯磨き粉が研磨性が高いものだった(メーカー名はここでは伏せます)ので、低研磨性の歯みがきを勧められました。
GC(ジーシー) ルシェロ 歯みがきペーストB(ベーシック) マイルドミント(レモンフレーバー)というものです。普通のスーパーやドラッグストアでは目にしません。
ちなみに、同じ歯科医に通っている夫は、知覚過敏で歯がしみるので、テレビCMでおなじみのシュミテクトを勧められていました。
歯や歯茎の状態にあった歯みがき剤を選んで、日常的な歯のケアをしっかりし、これ以上の差し歯にならないようにす。これが、目下の目標です。