やりました~。ついに、長年の夢だったトライアスロンの大会に出場し、完走してきました。
参加した大会は、石垣島トライアスロンです。距離は、
スイム 1.5km
バイク 40km
ラン 10km
合計51kmです。
フィニッシュタイムは3時間39分でした。ええ、遅いですとも。でも、トランジッションエリア(ウエアを着替える場所)を除いては、一度も止まることなく、泳ぎ続け、ペダルを漕ぎ続け、走り続けたので、自分としては大変満足のいく結果です。
ゴールに辿りついた時には、目頭が熱くなりました。
ママになって7年目。子供のことで感動したことは幾たびもあったけれど、自分のことで涙がでるほど心が揺さぶられる経験、久しぶりにしましたよ。
なんでトライアスロンなの?
なんでトライアスロンなの?と質問されることがあります。
答えは、自分に向いているスポーツだと前々から感じていたからです。
短距離より長距離。
チームスポーツより個人競技。
の方が、私の身体やメンタリティーには適しているなということは、いままで色んなスポーツを経験する中で感じていました。
経済的に余裕ができてきた30歳くらいの時からトライアスロンを始めたいと思っていたのですが、30代は妊娠と出産を3回繰り返し、40歳を手前にした今、ようやくトライアスロンを始めることができました。
ママのトライアスロン練習事情
子供が3人いて、仕事をしていて、家のこともしている。トライアスロンのトレーニングをいつするか。
自転車とランニングは、平日の朝4時半頃に起床して、5時~6時までの1時間をトレーニングに当てました。早朝練習は毎日ではなく、週2~3回です。
水泳は週末に子供と一緒にプールに遊びに行った時に練習しました。
それから、毎晩のお風呂上がりはストレッチを20分ほど。筋肉の柔軟性が高まればパフォーマンスが上がる。そして、怪我予防のためにも、ストレッチは出来る限り頑張りました。
石垣島トライアスロンで一番辛かったこと。
石垣島トライアスロンは、「制限時間が眺めなので、トライアスロン初心者でも参加しやすい」というような話を本やインターネットで見聞きしていました。
実際に参加して思ったのは、大会そのものは楽しかったけれど、石垣島に行くには飛行機に自転車をのせる必要があるので、初心者の私にはハードルが高かった、ということです。
石垣島トライアスロンに参加する上で、一番疲れたこと、それは輪行(自転車を分解して持ち運ぶこと)作業でした。
分解すると言っても、前輪と後輪のタイヤを外すだけなので、慣れている人なら10分くらいで終わる作業です。
しかし、ロードバイクの仕組みも分かっていない私は、自転車のタイヤを外して輪行袋に詰め込むという作業に6時間かかりました。こんなに時間がかかる人、他にいるのでしょうか(恥ずかしい)。
石垣島ではなく、もっと近くの自動車で行ける場所での大会なら、タイヤをつけたままで自転車を車に積んで大会会場に行けたので、楽だったでしょうね~。
ただ、トライアスロンの大会が終わって、石垣島から帰ってくる時に、輪行作業は1時間で終わりました。格段にスピードアップしています。これからは、どの大会にも参加できるぜ。
トライアスロンデビューを果たして
アラフォー3児ママがトライアスロン出場を果たして思うこと。
子育てへの影響で、もっとも良かったのは、子供を怒らなくなった!ということです。
40近くになって始めたトライアスロン。失敗ばかりです。
ロードバイクの練習では何度もコケました。膝には生傷が絶えません。始めたばっかりなんだから、仕方のないこと。。。
子供は、毎日が新しいことの連続。失敗して、うまくできなくて当然ですよね。
私が自転車でコケるたびに、
「何やってんの!」
「何回いったらわかるの?」
なんて責められたとしたら、自転車にのるのが嫌になってしまうはず。ただでさえ、転んで痛いのにさ。
大人になると、新しく始めることって少なくなるので、子供の気持ちを忘れがち。
ママの私が派手な失敗を繰り返すことで、子供の気持ちに少し寄り添えるようになりました。