1歳半の娘の皮膚は、「乾燥による湿疹」と「水いぼ」のダブルで悩まされていました。寝ている時に搔きむしるので、見ていて痛々しいです。かかりつけの皮膚科とは別の病院に行き薬を変えたところ、娘の皮膚の状態が大幅に改善しました。
夜中に身体中を搔きむしる1歳
夜中に「ボリボリ」という音で目を覚まします。なんだろう、と思って隣で寝ている娘に目をやると、腹部や背中を掻いているんです。
かかりつけの皮膚科では、乾燥性の湿疹と診断されていました。処方されている保湿剤を寝る前に塗っているのですが、効果は感じられないまま半年以上が過ぎていました。
朝起きると、搔きむしり過ぎたせいでしょうか、娘のパジャマに血がついていて、可哀想な状態です。
乾燥性の湿疹に加え、娘には水いぼも身体にあります。
もっと合う薬が他にあるのではないか?そう思って、かかりつけ医とは別の皮膚科に足を運ぶことにしました。
皮膚科を徹底リサーチ
かかりつけの皮膚科(A医院)は、通いやすさを重視して選んだ自宅から近い病院でした。
今度は、
- 口コミや評判が高い皮膚科
- 病院のホームページで院長の治療方針に納得がいく皮膚科
の2点を重視して、インターネットを利用して徹底的に調べました。結果、B医院という駅前にある病院へ行くことに決定しました。
薬を変えたら皮膚が改善
新しく訪れたB医院でも、「乾燥性の湿疹」と「水いぼ」という診断は同じでした。
私は、もしかして娘はアトピー?と心配していたのですが、アトピーではなかったです。
さて、痒みの原因の診断はA医院でもB医院でも同じですが、処方された薬は異なりました。
かかりつけのA医院では一種類の薬だけを処方されていました。新しく訪れたB医院では、
・水いぼ対策
・全体の保湿
・湿疹が特にひどい箇所の対策
の3つに分けて、三種類の薬が処方されました。
B医院の先生の話だと、これまで使っていた薬(保湿剤)は「効果は強いけれど、皮膚の免疫力を下げてしまうため水いぼが増える可能性がある」ということでした。この視点は、A医院ではなかったものです。
B医院で処方された3つの薬に変更して1週間。娘の皮膚の状態が、みるみる改善していきました。夜中に全身を搔きむしることもなくなりました。
病院を変える勇気も大切
「がん」のように命にかかわる病気の場合、セカンドオピニオンを聞くことは、当たり前ですよね。
皮膚の疾患のように、命に直接かかわる問題ではないと、私のように深く考えずにかかりつけ医の治療方針に従ってしまうママも多そうです。
今回、病院を変えてみて、娘の皮膚の状態が目に見えて良くなりました。もっと早く他の病院へ連れて行ってあげておけば良かったなと、反省しています。
実は、つい先日、夫が虫歯で歯科医に行ったんです。その歯科医からは、虫歯の部分を削り取ってインレー(詰め物)をする必要があると診断されたのです。
永久歯は、削ってしまったらもう生えてきません。夫は、削る前に長年通っている別の歯科医にセカンドオピニオンを求めたところ、インレーは必要ないと言われました。
このこともあって、皮膚科でもセカンドオピニオンって必要なのかも、と気がついて娘を別な病院へ連れて行ったという経緯があります。
まとめ
湿疹、水いぼ、アトピーなど、子供の皮膚トラブルに悩まされている方、多いのではないでしょうか。
小さい子供を連れて病院に行くのは一苦労なので、つい、「かかりつけ医」「最寄の病院」となりがちです。
なかなか症状が改善しない場合は、別の病院で子供を診てもらうことで、改善につながる治療法や薬がみつかもしれないですよ。
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